baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 遅ればせながらの花見

 今日は昔の先輩達との昼食会があり、都心に出掛けた。それなりの薄着をして出掛けたつもりだったが、それでも今日の馬鹿陽気には追い付かず、汗を掻いてしまった。花冷えから初夏へ一足飛びの東京である。もう少し風情を感じられるスピードで季節が変わってくれないと、身も心も追いつけない、何とも荒々しい季節の移り変わりである。
 折角都心に昼間から出掛けたので、昼食会の後にそのまま都心で少し仕事をした。しかしもうすっかり陽が長くなっていて4時近くなっても未だ充分明るい。そこでそのまま竹橋から千鳥ヶ淵へと、花見の散歩と決め込んだ。先週の土曜日に花見をする予定であったのだが、体調は悪く、北風は寒くてとても花見どころではなかったので、今日が初めての本格的な花見である。流石にもう花は盛りを過ぎていたが、それでも未だ何とか鑑賞に堪える程度には咲いていた。

              (お堀端の桜)

   (道中にある、昔の近衛連隊司令部、今は工芸美術館)

       (千鳥ヶ淵には未だ咲き乱れる桜が)

  (咲き誇る桜と散った花弁が浮かぶ水面のコントラスト)

         (武道館の入り口には江戸城の櫓が)
 昔の職場の近くにこんな公園や旧い建物があったというのに、訪う事も無く日々形振り構わず仕事ばかりをしていた訳である。今思うと随分と勿体ない事をしていたものの様である。