baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

2009-01-01から1年間の記事一覧

 街で聞いた民衆パワーの話

一昔前のインドネシアでは考えられなかった民衆パワーの話を聞いた。僕はレンタルした車の運転手が熱く語ってくれたのを聞いたのが最初で、その後少し情報を集めたのだが、結構街ではこの話で持ち切りのようだ。テレビでも流しているし昨日の新聞は一面で載…

 その後のインドネシア続報

センチュリー銀行のスキャンダルを書いて発禁になった本について、検察が急に「未だ発禁処分にした訳ではない。急遽チームを編成して内容を検討しているところである。言論の自由も守らなければならない」と言い出した。現実には件の本は即日本屋の店頭から…

 首相の偽装献金

鳩山首相の元公設第一秘書が在宅起訴された。元政策秘書も略式起訴だそうだ。10年間に亘り虚偽の報告をしていたのに経理管理者としてそれを見逃していたからとの理由である。これが私企業であったらどうであろう。経理部長が虚偽の経理処理に気付かずに判を…

 その後のインドネシア

昨日からまた急遽仕事でインドネシアに来た。今月だけで二度目である。 今日のホットニュースはバリでの日本人女性殺害事件である。でも、日本でのニュースではどの程度報道されているか分からないが、彼女は既に過去10年、屡バリに来ており、一年前には滞在…

 インド洋大津波

インド洋大津波が来襲してから26日で丸5年になるそうだ。インドネシアではスマトラの最北端のバンダラ・アチェだけで13万人の犠牲者が出た。1945年3月10日の東京の大空襲でも犠牲者10万人、長崎の原爆は8万人と言うからアチェの津波の凄まじさは想像に絶する…

 2010年度予算案

2010年度の予算案がやっと閣議決定された。年末ぎりぎりでハラハラさせてくれたが、それも小沢幹事長の大名旅行や、鳩山首相の誰にも相手にされない寂しい国際会議出席などで政府案が中々固まらず、その上民主党からの重点要望が出されたの対しまた鳩山首相…

天皇誕生日

昨日は天皇誕生日。76歳とのことで、普通ならもう引退して悠々自適の年齢だが、未だに国事に携わらなければならないというのは大変なご苦労だと思う。ましてや前立腺癌の病歴があるだけに、周囲も病気との折り合いには気を遣う事であろう。昭和天皇も高齢で…

 パソコン騒動の余波

パソコン騒動の余波がまだ尾を引いている。連日何かトラブルが発覚する。一番多いのが外付け機器のソフトのトラブルである。XPからVistaには機嫌良く引っ越してくれたソフトが、今回は色々とトラブってしまう。一つや二つではない。そこでサポートセンターに…

 蘇った古い腕時計

少し前に写真の整理をしていたら古い腕時計が同じカートンから出てきた。実は忘れもしない、40年前に初任給で買った腕時計だった。未だ取ってあるとは思ってもいなかったので、はからずも再会して懐かしかった。もう20年以上使っていない。動くかどうか早速…

 インドネシア旅行記(9) 〜 ポンティアナック

ポンティアナックは西カリマンタンの州都であり、赤道が走っている、海に面した中都市である。まだスルタンが現存している。浜辺は泥浜でぬかるんでいる所が多い。河沿いに高床式の家が張り出し、子供達は素っ裸で河で遊んでいる。 (やはり裕福な人は川沿い…

 COP15

COP15が予想通り揉めている。CO₂排出は誰でも地球の為には少ないに越したことはないと分かってはいるが、いざ自分はとなると高いコストを払って且つ不便な生活を強いられるのは嫌なので、一番最後に仲間外れにされない程度に渋々、と言うのが相場である。し…

 げに恐ろしきはコンピューターの故障

昨日の朝、仕事で使っているパソコンが突然立ち上がらなくなった。メーカーのサポートセンターに問い合わせをして、色々やってみると時々復旧する。ところが原因がさっぱり分らない。問題がハードなのかソフトなのか、或いは同じハードでも本体なのか、或い…

 ついに革命政権になった鳩山政権

鳩山政権はついに民主という名の仮面をかぶった革命政権になってしまった。外国との契約を一方的に白紙還元するような暴挙を敢えてした政権は、僕が直ぐに思いつくのは昔のウガンダのアミン政権と今のベネズエラのチャベス政権ぐらいである。政府間合意を一…

 昨日で100回目のブログ 〜 プロファイルの補足

本ブログも8月16日から書き始めて昨日で調度100回目を迎えた。知人のブロガーに刺激され、酔った勢いで始めた時には実は100回を先ず目標としていた。今でもそうなのだがどういうブログにするかのイメージも定まらず、取り敢えず思い付いた事を書き始めた当初…

 音無しの自民党

民主党政権成立3ヶ月、その迷走ぶりは誰の目にも明らかだが未だに支持率は然程落ちていないようだ。一人負けのCO² 25%削減のコミットだとか「友愛」などという現実離れしたキーワードでの東アジア共同体の呼びかけ、そして着地点を全く明らかにせず時間稼ぎ…

 インドネシア旅行記(8) 〜 チャリタ・バンテン

チャリタはクラカタウ見物に失敗した時に漁船を雇ったリゾートである(11月19日本ブログ)。今回はオートバイで行った。僕のオートバイは当時インドネシアで正式に販売されている中では最大排気量の、単気筒200ccのホンダのバイクだったが馬力もあり良く走っ…

 いよいよ冬

今年も残すところ3週間、師走真っ只中である。そして今日は一日寒かった。終日冷たい雨が降っていて、外に出るのも億劫だった。でも、ふと思い出すと僕が子供の頃のこの時期に冷たい雨が降れば、東京でも朝や夕方には霙や雪だったのではなかろうか。昭和30年…

 エコカー

三菱自工にフランスのプジョーが資本出資するというニュースが出た翌日にはスズキが独フォルクスワーゲンの出資を仰ぐと言う。日産がルノーの傘下に入った時は単純に破綻寸前の資金不足解消が目的だった訳だが、今回の合従連合のキーワードはエコカー開発の…

 インフルエンザワクチンを射ちに行って

雨期でそれほど暑さを感じなかったジャカルタから日本に戻ると、やはり寒さが身に浸みる。隣家の桜の木は見事に葉が落ちて、小枝が葉脈の様な美しい幾何学模様を作っている。 毎年この時期になるとインフルエンザワクチンを近所の町病院へ射ちに行く。今年は…

 リーダーなき政権

鳩山政権がいよいよ迷走の度合いを深めている。首相のリーダーシップが全く感じられないのが不安を大きくする。勿論首相の言動は新聞やテレビでしか見聞き出来ないのだが、何時でも首相の発言には「・・・・を検討しなければならない」「・・・・・も検討す…

 インドネシア旅行記(7) 〜 ディエン高原

中部ジャワにウォノソボという小さな街がある。高地にある、周囲は畑に囲まれた涼しい処である。バザールには獲れたての野菜が並び、茹でトウモロコシが大きなアルミの容れ物にびっしりと並べて売られている。僕はこの規模の街が一番、インドネシアらしくて…

 インドネシアは連日のデモ

久しぶりに来たジャカルタは連日のデモだそうである。このデモは実はジャカルタに留まらず現在国中に飛び火しているようだ。背景は、センチュリー銀行という小ぶりの銀行に対する中銀からの6.7兆ルピアに上る巨額融資の実態解明を求めるデモである。この融資…

 首都高速からの俯瞰

一昨日から、二ヶ月ぶりにジャカルタ出張である。 自宅から成田へは新宿からリムジンバスに乗った。弁慶橋から千鳥ヶ淵にかけて、既に紅葉の時期は過ぎ黄色く枯れた木々と常緑樹の混ざった初冬の景色の中をバスは渋滞でゆっくりと進む。直に左手に日銀本店が…

 インドネシア旅行記(6) 〜 タナトラジャ (2)

タナトラジャの人は葬儀の為に生きているのではないかと思われるぐらい、葬儀に重きを置く。誰かが亡くなると、一族郎党全てが揃うまでは葬儀を執り行わないそうである。一族の誰かが海外に移住でもしていると、彼等が故郷に戻れるまで1年でも2年でも葬儀を…

 インドネシア旅行記(6) 〜 タナトラジャ(1)

タナトラジャはトラジャコーヒーで有名な、スラウェシ島中部に位置する高地である。当時はウジュン・パンダン(今のマカッサル)から一日一便飛行機が飛んでいたが、定員12人のインドネシア国産機で、しかもしばしば欠航するのでマカッサルから陸路で行く方…

 普天間基地問題の年内決着と為替の安定化

昨日、岡田外相が米太平洋軍総司令官と会談し、普天間基地問題の年内決着に向け改めて決意を表明したそうである。この問題については外相と防衛相が現実的に年内決着を目指しているが未だ孤軍奮闘の趣は消えておらず、鳩山総理を筆頭に他の首脳は相変わらず…

 NHKの受信料

国民はNHKを見ようと見まいと、法律に守られたNHKに高い視聴料を取りたてられている。デジタル放送の視聴料まで払うと年間一世帯当たり2万7千円以上である。しかも番組内容には国民は一切直接タッチ出来ない。精々電話かファックスで意見を言うのだろうが、…

 大相撲千秋楽

大相撲が白鳳の圧倒的な強さで閉幕した。年間最多勝利記録を書き換えての全勝優勝である。年間90日の本場所取り組みで、86勝という数字は素晴らしい。しかも本当に綺麗な、相撲らしい相撲で勝っている(11月18日本ブログ)。本割で年間6番6連勝という対朝青…

 温暖化ガス排出

鳩山総理が国連総会で温暖化ガスの排出を日本は1990年比25%削減すると公言した(9月22日本ブログ)。あれから2ヶ月、来月のCOP15首脳会議に向けて各国も目標設定を公表しつつあるようだ。 日本の場合は、GDPでは世界の8%であるのに対し温暖化ガス排出では…

事業仕訳のパワーハラスメントと全共闘運動

科学技術関連予算をバサバサ切り落とした事業仕訳に対して大分批判が出ている。与党内でも、先日の日曜討論での菅副総理のテレビ発言を皮切りに、大分ブレーキを掛ける発言が目立ち始めた。先日の僕の意見とまるで同じ事をノーベル賞受賞者や宇宙飛行士が述…