2010-01-01から1年間の記事一覧
昨年の年末年始は一日も休まずにブログを書き続けていた。未だ書き始めたばかりで元気一杯だったようである。このブログを書き始めたのは昨年の8月16日に、知り合いのブロガーと食事をした時に背中を押されて、酔った勢いで助走もなく、家に帰るなりいきなり…
今年も後4日で終わろうとしている。この一年色々あったが、僕には中国の存在の大きさをまざまざと実感させられた一年であった。ありきたりの感想だが、偽りのない実感なのである。 中国は多くの日本の文化のルーツだからであろう、好き嫌いを離れた、DNAに刷…
民主党政権の批判にも、もう少し飽きて来た。幾ら書いても一向に改善の兆しはないし、リーダーシップが欠如している代表と、穏然たる力を未だに保持している金権の小沢一郎の、二頭政党という構図も相変わらずである。そんなでテーマに窮して来た昨今のこの…
今日は高校時代の同級生の忘年会であった。学友と言うのは良いもので、足を引っ張り合ったりした事もなければ、精々同じ女の子が好きになって「友情」や「走れメロス」を読んでは我が身につまされたりした程度の、何とも長閑な付き合いである。畢竟、今にな…
いよいよ今年も残すところ1週間程で、随分と押し迫って来た。歳を重ねると一年の経つのが早くなると言うが、正に実感である。何だかダラダラと過ごしている中にあっと言う間に一年が過ぎてしまった感がある。時間が経つのが早いのと、この頃やっと朝晩が少…
群馬県の小学6年生の少女が暫く前に自殺した。その裏には学校でのいじめがあったと言う。早速市の教育委員会が調査をし、いじめの事実はあったがそれが直接自殺の原因とは断定できない、という調査結果を公表した。それを受けて両親が、いじめが原因で自殺し…
民主党の内紛がいよいよ泥仕合の様相を呈して来た。一新会だとか北辰会だとか、昨年の衆院選の際に小沢から200万円から500万円の政治資金を貰った議員の忠義は厚い。小沢グループは倫理や政策よりも、カネの繋がりが一番強いようである。新人でもこの有様だ…
日本の少子高齢化、それに起因する年金や健保の崩壊を食い止める一つの選択肢は外国人労働者に門戸を開放する事であろう。新聞などでも、日本の労働市場の開放を訴える記事が最近しばしば目に付くようになった。調度半世紀前には欧州が、旧植民地から安価で…
民主党政権の惨憺たる15ヶ月については僕もこの15ヶ月散々書いて来た訳だが、それでは誰が交代するのかと言えば、これが相も変わらずパッとしない。規模的に言っても自民党抜きの政権は当面はあり得ないが、自民党単独で政権運営出来るかどうかは分からない…
臨時国会が終わり、世間はすっかり弛んでしまった。その間も民主党は相も変わらず選挙の票集め第一義で、バラ捲き公約に拘って財源も無いのに悪足掻き、子供手当に拘り、高速無料化に拘り、農家戸別補償に拘り、そのくせ人気の落ちる増税には一切手を付けず…
今日は忘年会で夜外出した。と書くとまるで忘年会が特別のようであるが、実は今月は忘年会ラッシュで嬉しい悲鳴を上げている。12月だけで16回あるから、平均2日に1回という計算になる。年内に納まり切らないのが新年会にもずれ込む。そして、若い人達の集ま…
昨日の茨城県議会議員選挙で民主党が大敗した。衆院選挙の時の余勢を駆って23人も立候補させ、岡田から蓮鈁から、応援に躍起だったのだが蓋を開けて見れば当選は僅かに6人、4人に一人しか当選しなかったと言う大惨敗であった。その余波も引かぬ今日、党幹部…
メキシコのカンクンと言う妙な名前の場所で行われていたCOP16が、結局まともな結論が出ないまま閉幕となった。インドネシア語では空心菜の事をカンクンと言うので、どうも妙に聞こえてしまうのだが、他意はない。相も変わらずエゴを貫く米国と、何とか責任を…
いよいよ民主党の崩壊が寸前の兆しである。もともと代表争いで小沢一郎が敗れた時から、遅かれ早かれ民主党が分裂するであろう予感はあった。本ブログにもそう書いた。そしていよいよ、捻じれ国会を何とかしようと言う現執行部が、社民党との連立を画策した…
今日は宮本文昭のコンサートを聴きに行った。宮本は元々はオーボエ吹きなのだが、数年前にオーボエを捨てて俄か指揮者に転向したクラシック音楽家である。彼はその理由を男の美学と称しているようである。彼が再来年から音楽監督を務める東京シティフィルの…
またインターネットが使えなくなった。前回は確か、尖閣諸島沖衝突事件の直後で、中国からのサイバー攻撃が憶測された時に同様な事が起きたように記憶するが、今回のトラブルは長かった。何時まで経っても復旧しない。プロバイダーの電話は、「我が家の周辺…
ここの処、NHKのドラマが司馬遼太郎づいている。坂本竜馬が終わったと思ったら、今度は坂の上の雲の第二部が始まる。何れも幕末から明治に掛けての、日本の運命を背負った人々の話である。司馬遼太郎が嫌いな日本人は殆どいないと思うが、僕もご多分に漏れず…
地方の過疎化が問題になっている。少子化が問題になっている。でも東京に住んでいると、確かに周囲に高齢者が増えた事や元気な子供が減った殊は否めないが、過疎化には余り実感がない。ところが、バイクでツーリングに出ると、人間どころか犬猫の姿までが見…
政治資金の収支報告が総務省により発表された。直接見た訳ではないから詳細は分からないが、資金の性質が性質だけにどうせいい加減な報告であろう事は想像に難くない。企業の交際費だと、接待の実体があったのかとか、交際費としての支出が妥当かどうかなど…
東京都が、昨今のポルノマンガの目に余る性描写を青少年の目から遠ざけようと、青少年健全育成条例を改正したいとしたのに対して、一旦は都議会を牛耳る民主党以下の野党に潰されてしまった。しかし東京都は諦めず、今般内容を大幅に緩和した改正案を再度都…
Wikileakと言うアメリカの外交文書を暴露する、在欧州の団体が新たに25万件に上る内部文書を入手して公開すると言う。Wikileakと言うのは表向きは善人ぶっているが、創始者は元々はオーストラリア出身の犯罪者で、現在やっている事も正に犯罪である。本職は…
結局は白鵬の5連覇で大相撲が終わった。豊ノ島も最後まで頑張ったが、やはり白鵬との優勝決定戦では役者が一枚も二枚も違っていた。それにしても日本人以上に日本の心を理解し、日本の伝統を重んじ、相撲道に精進しているのがひしひしと伝わる平成の大横綱…
仙台地裁の裁判員裁判で、犯行当時18歳7カ月だった少年が石巻で二人を殺害し一人に重傷を負わせた事件に対して死刑判決が下された。僕が最も恐れていたケースで、僕が裁判員に選任されていなくて本当に良かったと思う。 以前にも書いたが、僕は死刑に根本的…
今日は、先日津で6-7年ぶりに会った旧友から、はからずも三重の銘菓が届いた。「関の戸」と言う、350年もの歴史を刻む餅菓子である。昔、骨折と膝の大怪我で入院していた時に、病院で同室の患者から分けて貰って食べて、文字通り「病み付き」になった菓子で…
北朝鮮が、朝鮮戦争終結以来初めて韓国の陸地を砲撃した。全部で180発の砲弾を発射して、その内の100発は海に落ちたが、それでも残りの80発が延坪島に着弾したと言う。そして少なくとも民間人が二名、軍人が二名死亡し、大規模な火災が起きている。何とも無…
半年前に、日本橋の老舗の刃物屋に見放された、20年来の付き合いの包丁、どうしても捨てるのは忍びなく、紙やすりで磨いて日本刀に使う椿油を塗っておいたら見事に黒錆になり、しかも錆びていた部分も未だ未だしっかりしていて、店で言われたように簡単に折…
20日の土曜日から奈良の中学時代の友人宅へ、都内の同級生数人と連れだって訪ねる事になった。東京組は皆新幹線でさっさと行ってしまったのだが、僕は新幹線は乗り飽きているので当然の事ながらバイクで出掛けた。ところが朝少し出るのが遅れてしまった事も…
良く60年安保闘争の世代、と言われる世代がある。1960年当時大学生であった世代である。当時は日米安保条約改定の時で、折からの共産党の元気な時と重なって、学生運動が大変盛り上がった時期である。学生と警官隊が激突して、樺美智子さんが羽田で犠牲にな…
昨今のテレビによる国会中継は、寄席よりも格段に面白い。答弁に不慣れな与党閣僚の暴言、失言、の連発で、国会審議は直ぐに紛糾してしまう。その挙句はお詫びと訂正である。しかも自らの失言を潔く詫びてしまうと、しつこい野党に更に上げ足を取られ兼ねな…
大西洋まぐろ類保存国際委員会がパリで開かれている。大西洋のクロマグロの漁獲制限を初めとして、地中海を含めた大西洋全域での資源枯渇が心配される魚類の漁獲制限を話し合う場である。マグロで言えば、モナコを筆頭にマグロ乱獲に警鐘を鳴らすEU諸国と、…