baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 久しぶりのブログ

 すっかりご無沙汰してしまった。余り長い間休んでしまったので、何を書くのかも分からなくなって来た。引っ越しの無理が祟って、毎日背中と腰が痛んで仕方がない。それでも仕事や息抜きでバイクには何度か乗っているし、買い物で車には頻繁に乗っている。買い物は棚や、それに類する収納庫作りの材料購入で、殆ど毎日棚を吊ったりラックを作ったり、とにかく収納庫が徹底的に足りなくて未だ段ボールの山に埋もれて生活しているのである。
 と未だに連日引っ越しに埋没している日々なのだが、外に出ると相も変わらず天気が荒い。先日は仕事で八王子の先まで出掛けたが、中央高速で突風に煽られたコンテナートラックが隣の車線まではみ出しそうに飛んで来るので、危なくて何時もの様に追い越し車線の左寄りを走る事が出来なかった。そんな僕も風に煽られて走行が不安定になるので余り疾ばせなかったが、こんな強風は以前は一春に何回かという程度だったのに、今では週に何回もある。今日も朝から所用で日比谷に下道で出掛けたが、突然ガクンと車速が落ちるのが分かる程の突風であった。最近はビル風が予想も付かない所で吹いているので下道と言っても油断は出来ないが、それにしても車速がガクンと落ちる程の突風は以前は殆ど経験がない。こういう日は気を付けないと、信号待ちでも倒れそうになる。それに今日の寒さである。東京は朝の気温が7℃であったそうだが、東京で7℃と言えば12月か3月上旬の気温である。昼間も風が冷たくて、陽が沈んだら冬の様な寒さであった。この気候の荒さの真の原因が何かは分からないが、日々出来る範囲で環境に優しくしようという気持ちを強くしている昨今である。
 ブログをサボッている間にも、アベノミクスと黒田日銀の異次元の金融緩和効果で自民党の支持率が4ヶ月経っても尚上向いているそうである。この数年間の、特に民主党政権時代の無為無策は目に余ったから取り敢えずは結構な風潮なのだが、あまり急な変化には本能的な恐怖も感じてしまう。例えば円の水準で言えば、僕は以前から対ドル95円が妥当と言う意見であった。だから78円ぐらいの水準が80円を切ったからといって無神経に円安と言う表現を使うメディアは怪しからんと本ブログにも書いた訳だが、それが今では100円をも抜きかねない流れで、これはもう円安と言わざるを得ない水準だと思う。しかし余りに急な円安は輸出産業にはプラスでも、エネルギーを始めとするマイナス面も無視できなくなる。急激な物価上昇の引き金にもなりかねない。何事も性急な事にロクな事はない。
 特に怖いのが投機資金である。投機資金程モラルの欠如した資金はないから、投機資金が円相場に流れ込んでいる現状は要注意である。円がドルの実力以上に売られている可能性が大きい。投機資金は何かをきっかけに、あっという間に売り浴びせ買い尽くすから、全く以て油断がならない。その理屈は自分たちが儲かるか儲からないかだけである。株も同様、黒田日銀総裁就任以来の株市場への外資流入は少しペースが早すぎる。調子に乗って株を買い進むとある日突然売り浴びせられて、素人が火傷をしかねない。個人どころか企業レベルでも投機資金には全く太刀打ち出来ぬのだから、今のような為替や株が急激に動いている時は用心の上にも用心に越した事はない。とは言え中長期的には未だ上げ潮であるとは思うので、尚の事判断が難しい。
 こうして言い出すと心配の種は尽きないが、日本が再起不能なまでに叩かれてしまえば元も子もないのだから、取り敢えずは株高、円安、大いに結構である。更に企業の国内への投資回帰や、賃金の上昇、国内市場の一層の活性化が早急に望まれる。その上で、ハイパーインフレになる前に経済が安定成長に落ち着く事を祈るばかりである。