またまた近所にコンビニが

　以前近所の本屋がなくなる、と書いた（10月5日）。そして、僅か二週間前には、また近所にコンビニが開店、と書いた（11月9日）ばかりなのだが、その近所の本屋の後が、またコンビニになる。
　本屋は駅前にあった。駅前では、先日街道沿いに開店したのと同じ、実は店舗数が日本一のコンビニが既に営業している。駅前の店舗と先日開店した店舗の距離は道程でも250ｍ、直線なら150ｍくらいしかない。その駅前の店舗のすぐ近くで、東京ではあまり店舗を見掛けないコンビニが新たに開店準備中である。店舗数一位のコンビニは、実は我が家から半径800ｍ以内で既に７軒も営業している。店舗数二位のコンビニも2軒ある。今度駅前に新しく開くコンビニは近隣では初めての店であるが、もう目茶苦茶な過当競争と言える。
　首都圏が大激戦区であると聞く。コンビニ各社、首都圏での出店競争らしい。人口が多く、勤め人が多く、職住が離れていて単身者には自炊が大変、等々想像すればコンビニの流行る理由は幾つか頷ける。それにしても、ちょっと行き過ぎではなかろうか。先日、何の前触れも無しに副総理がデフレ宣言をしたばかりである。案の定今日は、強含みの海外マーケットに反して円高嫌気とか何とかの、買い気さっぱりの、投資家離れの日本市場である。小売業がこれ以上安値競争をしても仕方がないと思うのだが。企業は牛や馬と一緒で走り出すと止まれない性ではある。それなら、どこが最初に閉める事になるか、高見の見物をさせて頂こう。