baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 昨日で100回目のブログ 〜 プロファイルの補足

 本ブログも8月16日から書き始めて昨日で調度100回目を迎えた。知人のブロガーに刺激され、酔った勢いで始めた時には実は100回を先ず目標としていた。今でもそうなのだがどういうブログにするかのイメージも定まらず、取り敢えず思い付いた事を書き始めた当初は実は100回も書ける自信はなかった。別の友人に「俺はさっさと止めたよ、大変だよ」などと言われては自信が揺らいだものだ。それでも出張中にパソコンが壊れて5日程インターネットから隔絶された時以外は、纏めて休む事もなく何とか書き続けて来た。
 初めは設定方法が良く分からずページビューの設定もしていなかった。少し慣れて来て、友人の指導でページビューを10月半ばに設定してみた。そのころはさっぱりお客も来ず、変な設定はせずに自己満足で終えておけば良かったかな、などと思ったりもしたが、この頃は随分と読んで下さる方が増えて、それから2ヶ月足らずで6,000ページにもならんとしている。中にはわざわざコメントを下さる殊勝なご仁もおありだ。有難いと思う反面、正直な処どこかで誰かに馬鹿にされているのではないかという強迫観念も常にある。
 そして、当初から悩みの種である話題に今でも悩む毎日である。インドネシアスハルト政権崩壊の前後について書くのは、当時のプレーヤーに僕の知り合いで且つ現役の人が沢山いるので未だ少し生々し過ぎて躊躇される。でも僕からインドネシアを除けると実は半分位空洞になってしまう。そして今はSOHO (single office, home office) で仕事をしているので外界からの刺激や情報が現役時代に比べると格段に少なく、益々空洞化が進んでいると自覚している。
 話題が乏しい時や時間が無い時は旅行記と称して写真を沢山使って増量している。旅行記も何れ書きたいと思っていたので、決して手抜きをしているつもりはない。お陰でインドネシア時代の数千枚の写真はほぼ整理がついた。銀塩フィルムなので大分痛んでしまったものもあるが、これもブログの功である。
 僕は商社マンという仕事柄長い海外生活と頻繁な海外出張、そして外国人との付き合いが多かったので自分では自覚はないがよくマナーや感じ方、考え方が日本人と少し違うと言われる。確かにバイク仲間は今でも外国人が圧倒的に多い。気の合う日本人の指揮者の友達も、同様完璧に日本人離れしている。そういう友人やバイク仲間と気が合うと言うのはやはり僕はどこか少し日本人離れしているのかも知れないと思わないではないが、心の中は純粋の日本人であるつもりだ。
 一部の友人以外は僕の正体が分からないのだからもっと自分の中身を出せば良いのかもしれないが、永年培われた自己防衛本能は一朝一夕には捨て難く、その勇気が無い。もっと率直になれれば音楽や芸術、文学など話題も拡がるのだろうが、そのジャンルに踏み込むには未だ僕自身の覚悟が中途半端である。そこで今の処外交や政治の話題に逃げる事が多いのだが、外交はともかく政治は本来僕の得意分野ではない。ただ今は見ていると危うくて、どうしても自然にそちらの話題に行ってしまう事は否めない。
 何時まで続くか分からないし、本ブログと僕自身が今後どういう風に変化して行くかは当の本人にもまるで見当が付いていないのだが、未だ暫くは迷走を続けるのは間違いない。