baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 パソコン騒動の余波

 パソコン騒動の余波がまだ尾を引いている。連日何かトラブルが発覚する。一番多いのが外付け機器のソフトのトラブルである。XPからVistaには機嫌良く引っ越してくれたソフトが、今回は色々とトラブってしまう。一つや二つではない。そこでサポートセンターに相談すると、大体最後は「お客様のお使いの機械はVistaには対応しておりません」と婉曲に買い替えしかないとのご宣託である。今まで問題なく使えていたのだからそんな筈はないと思うのだが、パソコンを初期化したら上手く動かないのである。
 例えばプリンター。日常使っていたプリンターは現在修理に出している。こんな事もあろうかと捨てずにおいた6年前のプリンターをひっぱり出してきて初期化したパソコンに繋いだ。CDへのプリントなどは日頃使っているプリンターの複合機では対応できないので、今までも時々このプリンターも使っていた。その時は何の不平も言わずに機嫌よく働いてくれていたのである。ところが今回は何故か急に調子が悪くなった。そこでサポートセンターに助けを求めたところが上記のご宣託である。泣きたくなった。プリンターメーカーもOSの改訂に便乗して単に売上アップを狙っているだけで、本当は何か方法があるのではないかと勘繰りたくなる。
 もっと酷いのは法人用のインターネットバンキングである。これは先日のパソコン騒動とは一線を画すが、最近買ったばかりの出張用のパソコンでインターネットバンキングが出来ないと、出張の際に急に支払いが必要になったり入金処理をしたりするのに困ってしまう。ところが銀行はWindows7には未だ対応していないという。今時パソコンを買い替えるとなるとMackintoshは別として、Windowsでは7以外は売っていない。厭も応もないのだが、それを買ってしまうと色々と不都合が生じ、尚且つ相談してもWindows7を買う方が悪いと言わんばかりである。しかも法人向けのインターネットバンキングは月々手数料を取られるのにである。
 喫緊の問題が年賀状のソフトだ。住所録に膨大なデータが入っているのは誰でも同じだと思うが、この住所録のデータが上手く立ち上がらないのである。原因は分からないが、サポートセンターは同様に新しいOSには対応していませんとけんもほろろである。住所を全部入力し直している時間は中々取れないから、今どうしようかと思案投げ首の最中である。全て手書きで出しなさいという神様のご宣託かも知れないが、一度ワープロで書く味を覚えてしまうと、中々そうはいかなくなってしまう。
 URLのお気に入りへの登録は数が多すぎて、未だ半分も入力出来ていない。単語登録もみな消えてしまい、自分の名前も一々漢字を登録するところから始めなければならなかった。日常の漢字登録のやり直しなどは本当に不便である。許されることならパソコンの初期化はもう二度とやりたくない。Vistaはともかく、Windows7は未だ周辺機器の対応がまるで追い付いていないから、少しでも古い機械を未だ使うつもりなら本当に要注意である。