baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ひねもすのたり

 今日は日本シリーズ第三戦、マリーンスタジアムでの初戦である。結局は渡辺俊介の軟投に中日打線が翻弄され、ロッテも本来の繋がる打線が小まめに点を入れ、終わって見れば大勝であった。先ずは目出度い。この調子で明日も勝てば、明後日は成瀬が控えているのでマリーンスタジアムで日本一の胴上げが見られるかも知れない。一気に日本一を目指して連勝して欲しい。
 先月1日に書いた偽物のサムソナイトのキャリーバッグの足が、折角苦労して作ったのに、先日のインドネシア出張の行きがけの成田でもう取れてしまった。JALの地上係員が目敏く見つけて拾って来てくれたので、足を作り直す手間は省けたのだが、原因は調べるまでもなくネジが全く効いていなかった。ネジが打てる場所が少なく、木の足もスペースが狭いので目分量で打ったネジが、止めた心算で実は殆ど効いていなかった。結局先日のインドネシア往復は、また足が一つ欠けた鞄で往復する羽目になった。
 今度は前回のネジ穴の跡があるので、型紙を取ってネジ位置を決め直した。前回はネジが短すぎたので、今回は更に10mm長いネジを使う事にした。程良いネジが工具箱になかったので、夕方からまた東急ハンズに買いに出た。僅か140円の買い物なので、バイクを店の横の急坂に違法駐車して、無事に買って来た。ネジの位置が鞄の隅の端っこの、本当に狭い処なのでドリルを使うのに苦労したが、今度はしっかりと取りつけられたと思う。僕はこうして、失敗からちゃんと学んでいる。
 いくら失敗してもさっぱり学ばないのが民主党の外交である。ついに中国の外務省から、民主党政権は「外交面の素人」と揶揄されたそうだ。昨日のメドベージェフの国後島訪問に関する、中国々営中央テレビの特集番組で「菅直人政権が外交面で素人である事をさらに証明した。米国を怒らせ、アジアとの関係が行き詰まり、ロシアとの関係が損なわれれば、外交で孤立し、民主党が政権を失う可能性もある」と言われたそうだ。当たり前ながらも良く見ている。これだけ分かられていては、尖閣諸島問題でも足下を見られて手も足も出ない筈である。
 中国に指摘されるまでもなく、民主党政権は既に危うい。先ず、小沢一郎の政治とカネの問題で、既に行き詰まってしまった。野党が追及するまでも無く、誰もがもう少し小沢一郎にはっきりと説明して欲しいと思っている。当人は今までも既に説明した、した、と言うが、何時も「捜査権のある検察が不起訴にしたのだから自分は潔白である」というのと、「自分は一切関与していない」の二言しか言わない。どうして自宅に大金が置いてあったのか、どうして現金があるのにわざわざ銀行から借金したのか、或いは4億円もの銀行借り入れに自署しながらも、内容を本人が全く知らずに秘書が一存でやるような事が日常であったのか、など是非本人の口から証言して欲しいものである。
 小沢一郎の国会喚問すら本人が拒否すれば覚束ない政権に、外交などと言う高度な駆け引きが出来る道理が無い。とにかく現在の民主党議員は余りにも経験も知見も不足していて、到底政府を背負って立つ器量ではない。これでは未だ米国のような、二大政党が切磋琢磨しながら交互に政権を担うなど夢物語である。取り敢えず日本の国益が取り返しの付かない処まで毀損される前に一旦政権奉還して貰って、もう一度一から勉強して出直して貰いたいものである。