baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 三重の銘菓に舌鼓

 今日は、先日津で6-7年ぶりに会った旧友から、はからずも三重の銘菓が届いた。「関の戸」と言う、350年もの歴史を刻む餅菓子である。昔、骨折と膝の大怪我で入院していた時に、病院で同室の患者から分けて貰って食べて、文字通り「病み付き」になった菓子である。今般も折角三重に行くのだから買おうと思っていたのだが、津で売っている処が分からず、時間も無くて結局諦めて発ったのだ。それを気の毒に思った友人がわざわざ買って送ってくれたものである。
 早速食した。意地汚なく、久しぶりの美味に一つ、二つでは物足らず、一度に三つも食べてしまった。やはり記憶通りの美味しい菓子であった。気を遣って手間を掛けて送ってくれた友人に、感謝、感謝、である。そして夜、日本酒でまた一つ食べてしまった。甘いのだけれども、日本酒にも良く合う。やはり日本伝統の餅菓子と日本酒は相性が悪くない。但し書きによれば、赤小豆の漉し餡を白い求肥で包み、その上から阿波の和三盆をまぶした菓子との説明である。菓子匠の本店は200年の歴史を持つ、見るからに古びた建物に入っているそうである。次にまたチャンスがあれば、次回は是非お店に寄ってみたいと思う。それにしても、丈夫に暮らしていると、次から次へと幸せな事が訪れて来る。