baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 サッカーアジアカップ

 金沢から夜戻ってきた。夕べが寝不足で大分疲れているのだが,今日は何としても韓国戦を見ないといけないので一生懸命帰って来た。家に着いた時には後半早々で、スコアは1−1。日本頑張れとチビチビやりながら応援して、30分の延長戦も残り1分位まで来て、スコアは2−1と日本のリード、頑張れと祈るような気持ちで見ていたが土壇場で同点にされてしまった。気の毒に、丸々2時間も走り回っている選手はもうクタクタ、本田圭介などは見ていて気の毒な位消耗していたから、仕方がないと言えば仕方がない。体力ではどうしても韓国には適わない日本である。
 そのまま試合終了で、PK戦にもつれ込む。日本チームはPK戦には余り良い記憶が無い。アジアカップで以前、韓国にPK戦で敗れているし、最近ではワールドカップでウルグァイにPK戦で負けてしまったのは記憶に新しい。PK戦は全日本の元監督のオシムなどは見たくないと引っ込んでしまうぐらい、運が左右する過酷な勝負である。残り一分で同点にされた時に、また今回も負けたかという不吉な予感が胸を過った。
 どうなる事かと息を詰めて見守っていると、日本が先攻を取って、本田圭介が第一弾のPKを放つ。これが見事に決まり、幸先が良い。岡崎がまた決める。一方韓国は、川嶋の好セーブの連続で点が取れない。2-0になった時に、やっと勝ちが見えて来た。4本目のPKを紺野が決めて3−0でやっと勝負がついた。疲れる試合であった。
 日本と韓国は、今やアジアでは強国である。勿論、カタール、イラン、イラク、豪州、ウズベキ、今はヘロヘロだがサウジも元々地力はある。そんなアジアのサッカー界だが、今は日本と韓国はトップクラスで強い。韓国の監督がインタビューに応じて語った如く、日本と韓国は好ライバルであり、この二ヶ国が切磋琢磨してアジアのサッカーレベルを上げて行くのだと思う。今日の日韓戦は見ていて疲れる試合であったが、息もつかせぬ好試合でもあった。そんなハードな試合をPK戦とは言え、日本が勝ち抜けて本当に良かった。ここまで来たらもう優勝しかない。頑張って欲しい。
 家に戻る前にちょっと顔を出した地元の飲み屋の女将が泣いていた。早くアジアカップが終わらないと、お客が少なくて商売上がったりだそうだ。日本のサッカー熱もそこまで来ているようである。ともかく、ここまで来たらもう優勝しかない。ウズベキが来るのかオーストラリアが来るのか分からないが、もう勝つしかない。頑張れ、ニッポン!