baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 納税申告

 僕の会社は12月決算なので、確定申告の期限は今月末に来る。地方税の納付期限も今月末である。サラリーマンの時は2月は短いので儲かった気がしていたが、税金のように期限を付けられる時は2月は損である。個人の確定申告とも重なるし、会社は11月決算にしておけばよかったと悔やんだりもする。個人の確定申告が始まる今の時期は、不便な場所にある最寄りの税務署の駐車場が閉鎖されてしまうので、酷く行き難くなってしまう。
 僕の会社は会社と言っても名ばかりなので、何でも僕がやる。毎日の経理もやれば、確定申告も僕の仕事である。つまり営業も経理も税務も、全て僕の仕事なのである。今月は元々来週に海外出張の予定が入っていたのだが、今週急遽海外に出る羽目になったので、税務申告の予定がすっかり狂ってしまった。ジャカルタに出る前の週末に、出来るところまで準備をしておいたのが救いであった。昨日は朝成田に着いて、午前中に足りない書類を税務署に取りに行くのが精一杯で、午後に二件アポを消化したら、夜は機中泊の睡眠不足で睡魔に襲われて結局何も出来なかったのである。
 今朝は少し頑張って残りの書類を書き上げ、昼前に税務所に行って教えを乞いながら残っていた虫食いを埋めて、何とか午前中に申告出来た。午後は地方税の申告書を書いて、小滝橋の近くの都税事務所で申告を済ませ、その足でぎりぎり銀行に滑り込めたので、納税まで終える事が出来た。都税の申告は国税の確定申告の数字が基本になるので、確定申告が済めばそれ程難しい事は無い。これで来週の海外出張のスケジュールが延びても安心である。未だ個人の確定申告が残っているが、こちらは期限も未だ余裕があるし、会計ソフトが勝手に決算書を作ってくれるので後は国税庁のHPを使えばそれ程手間は掛らない。一年分の証憑書類の整理と仕分け伝票の作成が少々面倒なだけである。とにかく会社の決算を終えて、払うものを払ってしまい、昨日からすっかり肩の荷が下りて未だ鼻歌気分が続いている。
 都税事務所は、普通の都民には不動産の相続でもない限り普段は用がない処である。自動車税は都税だが、自動車税を払うのに都税事務所に行く人はいまい。増してや、今はコンビニでも払える時代である。そんな普通の人には余り縁がない都税事務所で、外国語の税務の手引きが置いてあるのが目に付いた。英語の手引きなら万国共通の手引きとして分かるのだが、中国語とハングルの手引も置いてあった。それだけ東京で事業をしている韓国人、中国人、朝鮮人が多いと言うことなのであろう。そう言えば小滝橋は新大久保に近い。あの辺りには確かに朝鮮半島系のお店が多い事を想い出した。
 北朝鮮はともかく、何処の国の人であれ日本で事業をして、儲けて税金を納めてくれるなら結構な事である。更には是非日本と母国の友好の懸け橋になり、母国からどんどん観光客を呼んで欲しいものだ。但し、例え地方自治であっても、参政権はまた別の話である。参政権は日本国民に限定すべきだから、日本の政治に参加するなら先ず帰化してからにして欲しい。