baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 東京に戻って

 昨日の朝、室のような東京に戻って来た。ジャカルタからの戻り便は現地を向こうの時間で夜の10時頃、即ち日本時間の真夜中ごろに発ち、翌朝の7時頃に成田に着く。飛行機が離陸すると暫くして飲み物やスナックのサーヴィスがあり、眠り薬が欲しい僕はそれからまた水割りなどを飲むので、寝付くのは結局日本時間の3時頃になってしまう。それも、人が横を通れば床が軋むし、突然飛行機が揺れたりするから眠りは浅い。5時過ぎになると今度は起き出す人がいるので、機内では濡れタオルや朝食のサーヴィスが始まる。僕は寝入る前に、寝ていたら起こさない様に頼んで寝るのだが、若い頃は平気だったのがこの頃は周囲が騒がしくなってくると目が覚めるようになってしまった。そんな訳で、近年は帰り便では何時も2〜3時間しか寝られない。それでも夕方までは仕事をするのだが、夜になるともうスタミナが保たなくなっている。という訳で昨晩は不本意にも、ブログを書かずに寝込んでしまった。
 子供手当ての実質廃止で、民主党内が喧しいらしい。鳩山由紀夫一派を初めとするマニフェストに拘る連中は、自分たちが暫定ガソリン税廃止の公約をいとも簡単に捨ててしまった事はとっくに忘れてしまったもののようである。あの時は時の幹事長、小沢一郎の鶴の一声で、厭も応も無く公約を破ったもので、誰一人反論も出来なかったではないか。鳩山由紀夫が総理の時の話である。地球温暖化防止が騒がれている時に、化石燃料の消費を促す様な政策を応援出来る訳もないから、僕は一人大満足であった。
 同様今回の子供手当ても、社会全体で子供を育てるなどという共産主義そこのけのキャッチフレーズがそもそも気に入らないし、所得制限なしのバラ捲きも僕には気に入らなかった。幼児や子供のいる家庭は、両親が未だ比較的若く家計が大変だろうからそれなりの補助をするのは良いが、そこで一定の高額所得者を除外するのは当然の事であった。それを所得制限も付けずに、単に補助の金額が先にありきで、財源も伴わない民主党の人気取り政策には付き合い兼ねるのである。民主党に大衆受けを好き放題やらせておけば、子供の親は今は助かるが、何も知らない子供が将来大人になった時にそのツケを払う事になる。そんなバカな話はあるまい。大体ルールがズサンだから、タイ人の子供450人だか何だかを里子にして、子供手当てをごっそり巻き上げようと言う在日韓国人が出たりする。東北の高速道路無料化と一緒で、民主党の政策は詰めが大甘なのである。
 高校授業料無償化も、当初の民主党の狙いは純粋ではなかったのではないか。その最たるものが、朝鮮高校をも対象にしようとした事である。朝鮮高校と言えば、日本人を拉致したテロ国家である北朝鮮の金成日を首領と仰ぐ学校である。そこでは朝鮮総連の監督の下、反日教育が公然と行われている。そんな学校の授業料を、どうして日本人の血税で無償にする必要があるのであろうか。鳩山由紀夫以下、時の政権は外国人学校も例外ではないと当初は相当頑張っていたが、流石に昨年春の実施時には別扱いとなり審議延長になったと記憶する。しかし野党が反対しなければ、北朝鮮の学校まで僕達の税金で無償になり、反日テロリストの養成に一役買う事になったのだから唖然とする。この事も、最近明らかにされた民主党北朝鮮の異常な繋がりを鑑みると合点が行く。
 高校教育は義務教育ではないし、高校の授業料は受益者負担で良い。夜間高校に自力で通っている学生だっているではないか。実際、無償化が始まった途端に39都道府県の高校が授業料を値上げしたと聞く。学校側にしてみれば、父兄の懐が痛む訳ではなし、民主党政権は票になる人気取りなら何でも一生懸命だから、この際授業料を値上げして国庫から余計にせしめてしまおうという浅ましい魂胆だったのであろう。裁定基準が不明確な農家の戸別補償も含め、バラ撒きの人気取り政策にはもうウンザリである。民主党マニフェストのいい加減さはもう誰の目にも明らかなのだから、バラ捲き政策は早く見直すべきである。
 広島の原爆慰霊祭で菅直人が、これからのエネルギー政策をゼロから見直すとブチ上げていた。辞任間近の総理が日本の将来の政策を口にするのには、どうにも違和感が払拭出来ない。何を聞いても虚しさしか伝わって来ない。この一事を取っても、辞任を公言した総理の居座りは、本当に百害あって一利もない。今や菅直人は万死に値する国賊と言える。そんな人物がホワイトハウスに迎えられ、国連総会で演説をするという国辱だけは何としても避けて欲しい物である。