baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 また中学の友人と

 今日は小中学校で一緒だったトトロのシュークリームの職人オーナーと、昨日会ったばかりの中学の友人の仲をもって、また飲んだ。トトロのたっての願いで今日の席をセットしたのだが、トトロがその友人に「俺はお前と50年振りに会えて、本当に嬉しい」と50回ぐらい言う。反面、「この間こいつと50年振りに会った時はそんなに感激しなかった」とヌケヌケと宣う。正直なのか、無神経なのか。
 そのクセ、シュークリームのお店が今日、明日と休みなので尻が長い。「本当に会えて嬉しい」友人が夜中前に退散したのに、未だ飲みたいとダダをこねる。仕方がないので、彼の行きつけの飲み屋にまた付き合う羽目に陥った。シュークリーム屋の職人にも色々と苦労や思う処もあるようで、憎たらしい憎まれ口を叩きながらも色々と悩みを打ち明ける。損得勘定抜きで何でも話せる、これが旧い友達の良い処であろう。
 とは言いながらも僕は明日は朝から仕事でプレゼンテーションがあるので、その中に気が気ではなくなり始める。僕の会社に比べれば取引先は何処であれ全て超大手だから、万が一にも寝過したらそれこそもうお出入り禁止である。それを知ってか知らずか、相手はいよいよ長期戦の構えで、もうフラフラなのに一向に帰る気配がない。流石に今日は僕の方から促してお流れにした。商社マンの性としては、自分からお流れにするのは潔しとしないのだが、酔っ払い相手だから今夜は例外で良しとしよう。そんな僕も、旧い友人は、共に何の気兼ねもなく痛飲出来る、何物にも替え難い宝物である。しかし入社した時には殆ど酒の飲めなかった僕が、そんなフラフラの友人を見送って帰ってから、今ではこの程度にはブログが書けると言うのが商社マンの悲しい性なのである。