baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ブログを書いていて

 調度一週間前に「許し難い平岡秀夫法相のサボタージュ」という文を書いた。そうしたらという訳ではないが、2日前に衆院内閣委員会で死刑制度に対する野田内閣の考え方に対する質問が出たようで、それに対して藤村修官房長官が「野田内閣として死刑を廃止する方針は全く無い」と答弁したそうである。勿論偶然である。更に今日は平岡秀夫藤村修に官邸に呼ばれて会談したと言う。会談の詳細は公にされていないが、「死刑制度を見直す間、死刑は執り行わない」とする平岡秀夫就任時の発言の修正を迫られた事は想像に難くない。その証拠に、その後法相は記者会見を行い、自分の在任中でも死刑を執行する可能性に言及したと言う。法務大臣として当たり前の事をやると言っているだけなのだが、少なくとも許されざるサボタージュサボタージュとして閣内で認識された事は良しとしたい。
 やはり偶然今月の15日に、「今や危険な政治家、枝野幸男」と題して、九電のやらせメールに関連して経産相としての権威を笠に余りにも強引に口を挟む枝野幸男を批判したら、翌日の本人の記者会見では僅か一日ながらかなりの軌道修正が為された。まるで本ブログを誰かがチェックしているかの如くで、あり得ない事とは百も承知ながらも何とはなく愉快である。
 このブログのページビューをカウントし始めたのは2009年10月4日である。当初は余り立ち寄ってくれる読者もなくて何だか細々と数字が増えて行ったのだが、段々とペースが上がり始め、翌年の10月2日、調度1年後には5万ページに到達したものである。ところがその後更にペースが上がり、今年の4月7日には10万ページとなり、9月の末には20万ページになってしまった。こうなると逆に何だか恐くなってくる。勿論中には僕よりも遥かに読者が多く、ブログを書いた日数は僕と然程変わらないのに、ページビューは僕より一桁多いなどという猛者もいるから、自分で思うほど大した事ではないのかも知れないが、それでも半年で10万ページと言う事は一日600ページ近く、つまりは毎日ほぼ600人の読者が立ち寄って行くと言う事であるから、やはり有り難いやら恐ろしいやらと言う事になる。
 自分では頭の体操にと、出来る限り毎日書く事を自分に義務付けて始めたものだが、いざとなると頭の中が貧しいのでしばしばテーマに窮してしまい、結局中身も乏しい文を書く事になる。或いは忙しさにかまけて、少々雑な文章を書くと几帳面な読者からきついお叱りを受けたりもする。小沢一郎批判をした時には、脅迫じみたコメントが来た事もあったが、やはりその手のコメントは削除した。僕も言いたい放題の放言をするから、中には腹に据えかねる人もいるだろう。しかし、多少無責任だとは思いつつも言いたい放題言わないと、新聞テレビの如く色々言うけれども結局最後は当たり障りの無い付和雷同になってしまうから、僕はこれからも無責任な放言を続けるつもりである。何時まで続けられるかは、これからも毎日のチャレンジである。