寒い東京

　今日の東京は寒い。特にジャカルタ帰りには骨身に沁みる寒さである。日本は寒いと事前に聞いていたので、早朝に成田に着いてリムジンバスを屋外で待っている15分位の間はそれ程寒いとは思わなかった。小雨降る新宿で、タクシーの列に並んでいる時に手が冷たかったが、夏物のジャケット1枚でも未だそれ程寒いとは思わなかった。それが時間と共に段々と寒さが身に沁みて来て、昼前に所用でバイクで出掛けた時には、真冬並みの格好をしていたにも拘わらず震えあがってしまった。乗り出してほどなく、両手の指先の感覚が無くなった。考えて見れば12時間で25℃程も気温が下がったのだから、無理もない。
　12月に入って少し道が混みだしたようである。タクシーの運転手も同じ事を言っていた。12月が忙しいと言う事は、多少は景気が良くなって来ているのであろうか。余りそんな実感はないのだが、もしそうなら結構な事である。