baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 大相撲二日目

 今日は満月である。年明け早々の満月に、東京の空は雲一つない。月見には嬉しいが、また明日の朝は一段と冷え込むのだろう。

 大相撲は今日は二日目、稀勢の里が強い。特に左からのおっつけが急に物凄く強烈になった。横綱総見の時に元栃東に教えを乞うたと言うから、自分でも期す物があるのであろう。それにしても連日の左からの圧倒的なおっつけでの勝利は、全く危なげない。九州場所は空席が多くて淋しかったが、新大関人気で今場所の国技館は大分客も戻っているように見える。
 贔屓の琴欧州は相変わらず腰高、それに股も割れておらず下半身が安定しない。だから土俵際では勝ち相撲でも何時も派手に飛び出し、転げ落ち、負け力士と一緒に土俵を割ってしまう。今日は雅山相手だったから引き技を警戒したのであろうが、それを割り引いても右膝が何時も正面を向いているのだから見ていてヒヤヒヤものである。
 白鵬は今日は豪風相手だったが、やはり土俵際が一気に決められずに引いてしまった。昨日、今日の相撲ぶりでは今場所も全勝は難しそうである。それどころか、優勝も逃すかも知れないと言う不安を感じさせる相撲ぶりである。一時の、盤石の横綱、というイメージが大分薄らいでしまった。横綱年齢はともかく未だ実年齢は若いのだから、もう少し稽古に励んで頑張って欲しい物である。