baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ブルーレイ・レコーダーのトラブル

 今日の東京はひどい風雨であった。猛烈な南風に運ばれて来る雨は、3階の窓ガラスに真横から叩きつけて来る。サッシが強風で悲鳴を上げている。まるで台風に襲われたようであった。そんな天気だから僕は無精を決め込んで、一日中家にいた。たまたまブルーレイ・レコーダーの具合が悪く、サーヴィスを頼んであったので調度良かった。
 僕はテレビに直付けされているブルーレイ・DVD録音再生装置と、普通の独立したHDレコーダーの二種類を使っている。どちらも大分値下がりしてから買った物だから、未だ使用一年前後である。ところが比較的最近、以前テレビ一体型レコーダーで録画して、その後も何度か再生していたBD-Rが急にテレビでは読み込めなくなり、試しに独立レコーダーで試してみても読み込めなくなっていた事故があった。その時は不可解な気持ちではあったが、原因がはっきりしないので諦めていた。ところが最近、今度は独立レコーダーでHDに落としたものをBD-Rにダビングしたディスクが、読み込み不能としてテレビで再生出来なかった。その同じディスクが独立レコーダーでは再生可能なので、これはテレビ一体型レコーダーの不具合だと確信しサーヴィスを依頼したのである。
 テレビに付属のレコーダーは縦型駆動である。独立レコーダーは普通の水平駆動である。サーヴィスに来てくれた技術者によると、縦型はどうしても回転軸に無理が掛かりトラブルが多いそうである。また、BD-Rの内側の方にある少し色の変わったリング状の部分に色々なデーターが書きこんであり、何かの拍子にここにレーザーが当たるとディスクが壊れるのだと言う。確かにトラブルが出ているのはテレビ一体型の、縦型駆動の方である。
 またディスクも、日本のブランドであってもメーカーによっては不良品の率が高い製品があるのだそうである。勿論昨今はOEMで台湾辺りで作られているものが大部分であるから、日本ブランドだからと言って安心出来ないという事は頭ではちゃんと分かっている。分かってはいるが、やはり日本ブランドだとついつい安心して、余り気を遣わずに買ってしまう。「マニュアルに推奨ブランドがちゃんと書いてあるから、それに従って購入して貰えれば安心ですよ」と言うが、どうしても同じ容量で同じ日本ブランドなら今までは安い方に手が延びていた。世の中便利になると、またそれに応じて面倒な事が出来するものである。
 結局、テレビに付いているディスクの駆動装置を交換して貰ったが、やはり壊れたディスクは生き返らなかった。インドネシア関連の番組を編集して溜めてあったディスクで、良い番組が沢山入っていた。ディスクのブランドが、正に彼の言う不良品率がずば抜けて高いメーカーのものであったので、ディスクと駆動装置の複合トラブルだったのかも知れない。何れにしても残念至極な事と相成った。