baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 韓国旅行(3)

 今日から、旅行案内みたいな証拠写真を少しアップしようと思う。先ずは日本人なら誰でも行きたがるという、ソウルの中心街明洞の標識である。

 その明洞の入り口を上から見るとこんな具合で、明洞のメインストリートはここから左に延びている。通りには歩行者天国の様に人が沢山いるのが見えるが、実は歩行者天国では無く車もバイクも入って来る。

 中の人混みはこんな具合である。所々に「英語」「日本語」「中国語」と書いた札をぶら下げた観光案内人がいて、親切にお店などを教えてくれる。
僕が訪ねた店を通り過ぎてしまったら、走って追っ掛けてきて教えてくれた。それなら最初から案内してくれれば良さそうなのだが、そこが面白い処である。


 こんな具合に生足が並んでいる露店があって一瞬ぎょっとした。こういう些かグロテスクなディスプレイも中国に通じる処があると思う。

 土曜日の昼は駐在している友人と、ソルロンタンと言う肉のスープを食べた。スープにご飯を一度に入れて掻き混ぜて、スプーンで掬ったらその上にキムチを乗せて食べるのが韓流だそうである。これにビールの大瓶を一本付けて750円ほどである。友人はもっとしっかりした食べ物屋に連れて行きたかったようだが、僕が朝から飲み続け、食べ続けでお腹が空いていなかったのである。他の友人達は皆前日から来ているので、この日の昼は揃って外国人は滅多に行かないと言う、超美味の焼き肉を食べに行っている。友人の一人が最近韓国の女性と結婚していて、彼女の知り合いの店だったようである。因みに夜は、他の友人共々明洞の「進士宅」という家庭料理屋でマッッコリや真露片手に、普段は余りお目に掛からない料理に舌鼓を打った。

 露店ではこんな面白い物が売られていた。これはジャガイモをゼンマイかリンゴの皮のように細長く剥いて、長い串に刺して揚げた食べ物である。目の前で剥いたり揚げたりしている。見掛けは面白いが、何だか食べ難そうである。

 明洞のメインストリート沿いには、昔は「明治座」と呼ばれていた舞台小屋が今でもそのまま残っている。今は何になっているのか良く分からなかったが、昔は歌舞伎などが掛かっていたらしい。

 そしてここが李明博大統領がソウル市長時代に、あっという間に高速道路を地下に移して公園にしたという有名な川である。成る程、東京の日本橋とは雲泥の差の景観である。この写真では小さくて良く分からないが、飛び石の辺りでは大人も子供もズボンを捲り上げて水に浸かっていた。土曜日は夏の様に暑かったのである。

 街を歩いていると、到る処にこういう寺院が残っている。

 寺院の近くにはこんな店が並んでいた。手前が数珠などを売っている仏具屋、奥が筆屋で墨や硯も売っている。仏具屋の軒に下がっているのは提灯である。

 こういう店は珍しいのだが、反対にゴロゴロあるのがコーヒー屋である。喫茶店のような処もあれば、スターバックスも到る処に出店している。しかし、歩き疲れてとあるクラシックな雰囲気の喫茶店に入ってみたが、全く会話が通じなくてどうしても注文が通らず、結局何も飲まずに退散するしかなかった。道を訊いた警官も、一生懸命韓国語で説明してくれたが、結局チンプンカンプンであった。僕の知っている韓国人は皆英語が上手だから韓国は日本よりは英語が通じるのかと勝手に思い込んでいたが、決してそんな事はないようで、むしろ最近の東京の方が英語は通じるかも知れないと思った。