baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 諸々

 今日は横浜の郊外で、天草産品の直売に出て来られていたmumuramuさんにお会いした。お互いに顔も名前も知らない初対面、それでもきくらげコーナーで一生懸命接客されているmumuramuさんを見間違う筈も無く、何だか劇的でいて昔からの知り合いに再会したような、不思議なご対面であった。きくらげは売れ行き好調なようで、未だ午後も遅くない時間だったのにもう殆ど売れ切れていて、僅かに残っていた生キクラゲを辛うじてゲット出来たのが幸運であった。mumuramuさんは接客を放っぱらかして僕を路上駐車していたバイクまで見送って下さりながら、「もうそろそろ危ないんじゃないですか?」と言うキツイお言葉であった。勿論バイクの事である。「はいっ」としか返事のしようが無かった。
 小沢一郎の新党の話題が相変わらず賑やかである。政策より政局、政局の為なら政策は融通無碍に変わる小沢一郎であるから、どんなスローガンが出て来ようが別に驚く事はない。その小沢新党も今度ばかりは、議員が50人を超える大所帯の割には政局に与える影響は限りなく小さいようである。総選挙があれば再選が覚束ない洟垂れ議員が多い事も一因であろうが、それ以上に秘書が一審で有罪判決を受け、自身も一審で無罪だったとは言え未だ控訴されているという灰色の疑惑がどうしても拭い去れない事が響いているのであろう。その上旧態依然の金権政治から、少しも脱却出来ていない事を未だに嫌悪されている様である。世論調査でも小沢新党に期待する声は15%にしかならない。そもそも「国民の生活が第一」と言う新党の名前が頂けない。有権者に露骨に媚びを売っているだけで、知恵の欠片も、センスの片鱗も感じられない。その上小沢自身が秋波を送る地域政党からは軒並み剣突を食い、小沢の新党設立も今度ばかりはどう考えても仏の顔も三度までの様相である。各党も今の処、手を組んで足を引っ張られるよりも距離を置く方を良しとしているようである。
 星出宇宙飛行士がソユーズで今日、国際宇宙ステーションに向かった。4年ぶり、2度目の宇宙旅行である。今回は4ヶ月の宇宙滞在だそうで、何ともご苦労な事ではある。今回は滞在中に10cm角程度の小型衛星を数個、宇宙ステーションの日本の実験棟からロボットアームで周回軌道に投入するという世界初の実験があるらしい。日本の新たな技術として、是非無事に実験を終えて欲しいものである。と同時に星出宇宙飛行士には、無事に4ヶ月という長丁場を乗り切って欲しい。
 今日の東京は無闇に暑かった。もう真夏の気候である。テレビによれば今日は日本全国、今夏最高の暑さだったらしい。何だか梅雨が開けたのかもはっきりしないうちに、真夏が訪れた様である。