baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 なでしこ初戦突破

 なでしこジャパンのオリンピック初戦、夜中の妙な時間にそれ程色々な競技を見るつもりはないのだが、やっぱりなでしこの初戦は見ない訳には行かない。明日から出張だというのも忘れて、ついつい肩に力を入れて最後まで見てしまった。
 心配していた澤も今日は良く動いていて、大事な処には以前と同様に何時も絡んでいるので、もうゲーム勘も戻ったようである。それにしてもなでしこの先制点は素晴らしかった。大野の玉持ち、虚を突く後足でのパス、それにサイドラインから絶妙のタイミングで走り込んできた川澄のワンタッチの後の強烈なゴール、見ていてほれぼれする、素晴らしい個人技のコンビネーションであった。
 後半の大儀見の3点目も何度見ても相手はゴールの内側でクリアーしていて、日本が追加点を入れたように見えたが勝ち点3が取れたから良しとしよう。ところがこの3点目がノーゴールとなった後は、流れが少し変わってしまい、特にカナダに1点返されてからは暫く手に汗を握ってしまった。しかし流石はワールドカップのチャンピオンの貫禄で、なでしこは1点差に迫られても余り動揺する事無く、無事に逃げ切ってくれた。
 僕は永里優季が結婚したのを知らなかった。最近新聞でなでしこの記事を読むとFWに大儀見と言う新しい名前が良く出て来るので、また若い選手が出て来たのかと思っていた。ところが今日テレビで見れば顔は永里そっくり、背番号も17番を付けている。流石の世間知らずの僕もこれは可笑しいと気付いてテレビを横目にネットで調べたら、何だ、やっぱり永里だった。相変わらずフィジカルが強くて大柄の外国人選手にもぶつかり負けしないので、安心して見ていられる。以前は孤立している事が多いような印象だったが、最近は積極的にアシストにも回るので頼もしいFWである。
 なでしこと言う名前とは裏腹に、最近の日本女性は本当に強い。オリンピックに参加する日本人選手は女子の方が20人ばかり多いと聞いたが、さもありなんである。なでしこもこのまま金メダル目指して勝ち続けて欲しいものである。