baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ジャカルタ日記(2)

 明日の夜行便でやっと帰れる段取りが付いたと思ったら、つい先程電話があり月曜日の夕方に重要会議を行うので出席して欲しいとの要請が入り、何を今更と少し抵抗したのだが意地を張っても仕方がないのでまた滞在を延長する事になった。バリ島なら良いのだが、ジャカルタで2週間を超えるホテルの一人暮らしは幾ら僕でも飽きがくる。特に昨今の渋滞で気楽に出歩けないので尚の事である。
 不貞腐れてまた一人でモールへ遅い食事を摂りに出た。目的は先日取り損ねた電飾の写真を読者諸氏にお披露目する事である。ついでに中の写真も撮ったが、とにかく大きすぎるので僕の腕ではとても意図は伝わらないが、とにかく当地の最近のモールの一端が分かると思う。

 左側には無印良品が出店している。右隣はインドネシアのお土産などが中心の高級雑貨店。

 これは5階のレストラン街。街路樹は模造品。右の風車はゆっくりと回っている。通路には天井から何やら映写されているのだが、写真では分からない。



 デパートはマークス・アンド・スペンサーと、西部が4階位入っている。週末だと言うので、未だ子供が集団で出歩いている。余り良家の子女という感じではない。



 もう遅いので店は閉まっているが、専門店はこんな感じ。


 そしてこれが執念の、クリスマス電飾景色なのであった。
 帰りはもう10時も大分回っているのに、渋滞が酷いのでタクシーが嫌気して流しが少ない。偶に来るタクシーは取り合いで、捕まえるのも大変だが、乗り込んでみたら猛烈に吹っかけてくる。雲助タクシーにはタクシー強盗−日本とは逆でタクシーが強盗をする−もいるので諦めて、近くのホテルまで歩いてホテルのタクシーで自分のホテルまで戻った。ホテルの高級タクシーはメーターで走るから、チップをやっても雲助タクシーの汚い車に乗るよりも余程安かった。それにしても週末の人出は、インドネシアの好況を否が応でも実感させてくれる。