baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 やっとブログの更新

 久しぶりの更新である。慢性的ネタ切れもあるのだが、実は風邪をひいていた。11日の朝戻って来たのだが、歳と共に暑さ寒さ、空腹満腹、酔った酔わない、などの五感が酷く鈍くなって来ていて、寒さがピンと来ないうちに鼻水が出始めてしまった。2週間強のジャカルタ滞在で、身体もすっかり熱帯に慣れてしまっていた。その上、実はジャカルタでも鼻風邪をひいていて、帰国の頃にはもうほぼ治っていたのに見事にぶり返してしまったのである。しかも毎晩の忘年会で、ベッドと飲み屋を這う様にして往復する毎日であった。昨日辺りからやっと人心地ついてきた。
 テレビでは先程から選挙速報をやっている。僕の呪いが通じたのか、仙石由人と田中真紀子は見事落選、菅直人も後一息で落選である。呪いは掛けなかったが、山岡賢治も幸い落選してくれて溜飲が下がる。もっともどうなっているのか知らないのだが、ひょっとすると比例代表で舞い戻って来るかも知れないので喜ぶのは未だ早いか。何れにせよ総選挙についてのブログは先に譲ろう。
 アメリカの、幼稚園を併設した小学校低学年の学校で起きた銃乱射事件で、5歳〜10歳の幼児が22人、大人が6人死亡したと言うニュースが昨晩から喧しい。犯人は母親を殺害し、母親のコレクションであった短銃を2丁、自動小銃を1丁持ち出して学校に押しかけ、校長を殺害してから銃を乱射して、最後は自殺したようである。一部には精神障害があったという報道もある。犠牲者の中には生徒を庇って自らが犠牲になった教師もいたと言う。銃の所持や販売が自由な国の恐ろしさを改めて実感する。
 全米ライフル協会は早速、学校での銃の所持が認められていたらこんな事件は起きなかったであろう、犯人は直ぐに射殺されたであろうとのコメントを発表したようである。それも一面の理屈ではあろうが、元々銃の販売や所持が日本の様に厳重に禁止されていればこういう事件は起こらなかった筈である。自動小銃までもが普通に販売されているというのは、如何考えても異常である。幾ら個人の自衛や思想の自由の為とは言え、やはり銃は規制されてしかるべきであろう。
 オバマが涙して演説していたが、何とも痛ましい事件であった。昨日に続き、今日も銃の乱射事件が全米のあちらこちらで発生し、犯人2名が射殺されたと言う。米国では全米ライフル協会は大きな票田らしく簡単には銃所持の規制は出来ない様だが、オバマにはもう次はないのだから、この辺りで元々の持論に従って銃規制に向けて大英断を振るっては如何であろう。如何考えても米国の銃社会は危険極まりない。