baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 勝浦のひな祭り

 昨日はツーリング仲間から、足慣らしに近場へ出掛けようと誘われていた。昨年末から体調を崩して、中々一人だと出億劫になっているので誘いに乗って出掛ける事にした。未だ寒いし、余り遠くない場所として思い付くのはやはり房総半島である。房総半島は道が少なく、道路が混むので大多喜村など面白い場所もあるけれど、それ程バイク乗りに人気がある場所ではない。そこへ折角行くのなら、銚子で昼食を摂り、勝浦のひな祭りに行こうと言う事になった。
 勝浦のひな祭りは、大分以前、まだZZR-1200に乗り始めた頃に一度行った事があるのだけれど、その当時は未だバイクに振り回されていて余裕がなく、結局小さな神社の石段に僅かなお雛様が並んでいるのを見ただけで帰って来てしまった。それ以来もう一度行こうと決めてはいたのだけれど、今まで実現していなかった。聞けばその後も各地から続々とお雛様が送られて来ていて、大分数も増えたと言う。
 行ってみれば大変な人出で、道路も一部通行止めになっていて、以前行った時とは大分趣が変わっていた。今では店の軒先や駐車場など、到る所にお雛様がいる。一番圧巻なのは市民センターだか何だかの座席に5,000体からのお雛様が並んでいるとテレビで言っていたが、数があれば良いと言う物でもないので、其処には敢えて行かなかったが、それでも思わず「凄いね〜」と声が出る程の場所もある。前から気になっていた勝浦のひな祭り見物は、取り敢えずは昨日で気が済んだ。
 帰りは仲間が京葉道路を使うので、付き合って京葉経由で帰って来たが、錦糸町から先の首都高の渋滞にはほとほと音を上げた。特に首都高の古い部分は車線も狭く、カーブが急な分バンクがきつく、轍は深く、ブレーキ痕の凸凹が酷いので、擦り抜けは安定しない、バンクのきつい処で止まると立ちゴケしそうになる、車はマイペースで前後の車間など気にせずノロノロ走るのでバイクには最悪のスピードで、悪い路面でふらつき、その中にクラッチを握る手には力が入らなくなってくる、ともう散々であった。新宿から先も殆ど車が動いていないので、新宿で諦めて下道に下りたのだが、下道の方が走る時は走り、止まる時はしっかり止められるので余程楽であった。往復とも高速の渋滞が酷く、距離の割に時間が掛かったツーリングであった。走行程は僅かに353㎞。

    (何気なく、窓の下に置かれたお雛様)

         (駐車場にも.....)

          (店先にも....)

       (そして神社の石段に....)

   (ケーキ屋さんのショーウィンドーに....)

     (中には衣替え?したお店も...)

  (かと思えば道端に鎮座するお内裏様.....)

       (非常階段にまで.....)

         (お寺の門前にも)