baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

名残り惜しいバリを後に

今、ジャカルタの空港のラウンジに居る。マイレージで切符が貰える日本の航空会社に、ここ数年バリからの直行便がないので、ジャカルタ乗り継ぎでこれから日本に戻るのである。もう少しバリにいたかった。期限があるから名残り惜しくなる事は分かっている。分かってはいるが、でももう少しバリにいたかった。
今年のバリは例年になく賑やかだった。ヌサドゥアにある、沢山のレストランや店舗が並んでいる広大なショッピングセンターも夜遅くまで人出が絶えない。そのショッピングセンターがヌサドゥア域内で運行している無料シャトルバスは、昨年は終バスが8時だったのが今年は10時になっている事からもその賑わいが分かろうと言うものである。客が多いから、レストランも今年は総じて美味しくなっていた。去年は結構当たり外れのあったレストランが、今年は一軒を除いて全て当たり、それも大当たりであった。
その賑わいを良く見てみると、白人と日本人にはそれ程人出が増えたと言う印象はない。しかし中国人とインドネシア人が明らかに昨年より多い気がする。日本に限らず中国人の海外旅行はここバリでも間違いなく増えている。そして同じく明らかに増えているのが、地元の若いインドネシア人の家族連れである。インドネシア中産階級が増えたのに伴い、小金持ちが着実に増えているのであろう。ただ、残念ながら中国人とインドネシア人が増えた分、公共の場でイライラする事も間違いなく増えた。両方に共通するのが子供の躾の悪さである。インドネシア人と言っても中国系が多いので、ある意味根っこは一緒なのかもしれないが、とにかく子供は甘やかされていて行儀の悪い事この上ない。ついつい怒りつけたくなるが、親と喧嘩になるのが面倒なので必死に我慢する。
そして中国人は、子供だけならまだしも親の行儀の悪さも半端ではない。流石にインドネシア人は、インド系を除けば、概して親はそこまでではないのだが、明らかに大陸から来ていると見受けられる中国人のマナーは酷い。静かなレストランで、遠く離れて大声で話すし、 ビュッフェの食べ物の前に立ちふさがって長々と立ち話、他人の食事中のテーブルのすぐ横で大声で立ち話、列は守れないし全てに傍若無人なのである。そばにいると腹が立つからなるべく離れている方が良い。
最近は出掛ける時にはPCではなくiPadを使うのだが、僕のiPadにはSDカードのスロットが見当たらず写真が取り込めない。カメラにWi-Fiは付いているのだけれど、そっちはそっちで使い方が分らない。と言う訳でここ数日写真が無いので、明日は写真を公開する予定としよう。お楽しみに。