baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 倫理観の欠片もない民主党

 今日の東京の最高気温は21℃、明日は10℃だそうだ。確かに今日は温かく、昼間外に出たらムッとするほど生温かかった。8ヶ月ぶりに近々ゴルフをやる事になっているので、ホールアウト出来ないと困るとちょっとドライヴィング・レインジに行ったのだが、直ぐに汗を掻いた。気候ももう少し程良ければ助かるのだが、どうも昨今は寒暖にしても雪や雨、風にしても振幅が極端で閉口する。
 昨日小沢一郎が、起訴されなかった、つまり検察で身の潔白が証明された、とニコニコ顔で大見栄を切っていた。「不起訴」を「身の潔白の証明」と言い換えるのだから大した心臓である。しかも言うに事書いて「これからは小沢は潔白だと書き続けてくれ」とメディアに注文していた。この位恥知らずでなければ公共工事に天の声は出せないのは分かるが、それにしても目の当たりにすると鼻白む。
 例えば、心臓の病気を患ったので万が一の事を思い、預貯金の名義を家族に書き換えたが別に贈与した積もりはない、と言っていたが、もしこれが事実なら典型的な贈与税脱税の確信犯である。国税庁は直ぐに踏み込まないと、一般市民とのバランスが取れない。
 或いは、定期預金を担保に銀行借り入れを繰り返す典型的なマネーロンダリングとおなじ資金操作には何ら説明はないし、その他不審な操作は沢山ある。恐らく検察はもっと色々掴んでいるだろうから、証拠が傍証ばかりで少し弱いのに加え、やはり権力者に頭を下げたものであろう。不起訴処分が公表される前に小沢本人には検察から連絡が行ったそうだから、検察幹部とは癒着のようなものである。
 小沢の資産公開では現金はゼロだそうだ。資産公開の対象外の普通預金は元々家族名義だろうし、黒い金は全て自宅の金庫なのだろう。奥方名義で安房勝浦と茅野に別荘があるようだが、これらの購入資金の出所は国税はちゃんと調べたのであろうか。これも贈与税脱税でなければ良いが、権力者には甘くて市民にだけ鬼の国税は戴けない。僕が現役時代の国税は、灰色はクロと断定して問答無用で追徴していったものだ。こちらは正直に説明しているのにと、よく悔しい思いをさせられたものだ。国税は小沢にも鳩山にも、遠慮する事無く僕等一般市民を苛める時位の気迫で臨んで欲しい。
 今日は保釈された石川知裕が地元の北海道で、離党も議員辞職もしないと発表した。小沢からそういう指示が出たのかも知れないが、こちらも絵にかいたような厚顔無恥である。単なる経理上の記載漏れだとか誤記ではなく、小沢一郎に多額の現金があるのを隠す為に敢えてやったと供述しているのだから、故意の確信犯であり過失ではない。先日の山岡国対委員長発言(2月5日本ブログ)に続き、昨日は小沢も議員としての行動に問題があった訳ではないのだから辞める必要はない、と援護射撃していた。どちらもまるで理屈になっていないではないか。
 そして、そんな犯罪者が国政を司るのかと思うと日本の人材不足も情けないが、なによりも民主党の諸輩には倫理観の片鱗もないようで怒り心頭に発する。しかもこんな民主党になり下がっても未だ参院選の下馬評では優勢だと言うのだから、自民党はもっと発奮しないと二大政党の時代は何時まで経っても夢物語になってしまう。