baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 東秩父の「花桃の郷」

 春日和の天気に誘われて、早お昼を食べて東秩父は大内沢の花桃の郷に出掛けた。関越の嵐山・小川から11号線経由で行ったのだが、思いの外道路は空いていて快適であった。秩父の道はどこでも周囲から里山が迫って来ていて、目近の田畑やこじんまりした集落と相俟って、如何にも日本の田園という趣で僕は好きな場所の一である。その秩父でも寄居に近い東秩父村にある、目指す「花桃の郷」は11号線から294号線に入って少し行った処で左折して、山里に踏み入る感じで急勾配を登ると突然桃の花が一面に咲き乱れている所である。


 道が空いていたこともあり、1時間半程で目的地に着いてしまった。今日は夜別件の約束があるので遅くはなれないのだが、それでもこのままU-ターンしては幾ら何でも中途半端なので、帰りは雁坂トンネル経由で帰る事にした。140号線も空いていて、極めて快適なライディングだったのだが雁坂トンネルの手前は未だ雪が積もっていて酷く寒かった。

 塩山から見る真白き富士は、写真では背景と混沌としてしまっているが、肉眼では何とも雄々しかった。それにしても写真が下手で、少しカメラの練習をしなければいけないと思った半日であった。