baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 御前崎へ

 今日は現役時代の若い仲間二人とツーリングへ出た。先般の美ヶ原や麦草峠での霜や氷を教訓に、今日は高度の高い処へは行くのを控える事にしていた。となると大分行く先が絞られる。結局彼等の一人が提案してきた大井松田から246号に入り、富士スカイライン経由清水へ行く事になった。
 朝、海老名SAで7時半に落ち合う事にした。今日は意外と下道が空いていて、東名も早朝なので車は多かったが混むと言う程でもなく、家から海老名SAまで僅か30分で着いてしまった。ところが着いて見ればもう二人とも来ていたので、早速富士山を目指して先を急ぐ事にした。246号は思いの外空いていて、周囲の紅葉が素晴らしく、実は僕は余り期待していなかったのだが予想に反して素晴らしい景観であった。
 富士スカイラインは、道が凍ったりしていないか内心少し不安があったが、連日の晴天のせいか道は乾いていて心配は杞憂であった。ただ、残念ながら空が曇っていて、更に黄砂のせいか何となく景色が霞んでいる。そんなで陽射しが弱いので、写真はもう一つ良い物が撮れなかった。しかしやはり富士山は大迫力で、特に南側から見る宝永山は普段目にするコブとはいささか趣を異にする迫力があり、その横にある、大沢崩れとは違うと思うのだが、大きく抉られた部分が目近に見える。

               (富士スカイラインから仰ぐ富士山)

 富士スカイラインからは清水港へ出て、そこから焼津へと海沿いを走った。富士スカイラインだけは流石に寒く、重ね着をしたのだが清水に出ればむしろ汗ばむ程で、また東京を出た時の服装に戻して、磯の香りを満喫しながら一路焼津へ。焼津に入ると魚の臭いが強烈で、何だかいかにも海らしくて嬉しくなる。鮪のお店で昼食に鉄火丼を食した。嘘か誠か、焼津でもマグロが揚がるそうである。ともかくマグロは旨かった。
 そこから更に御前崎へ。僕はどういう訳か自分でも分からないが、岬が好きなのである。ところが今まで御前崎の突端まで行った事がない。今日は念願適って灯台から周囲の海を眺めて来た。

                  御前崎灯台


           灯台から見下ろす景色と水平線。沖にはサーファーが)

 帰りの道中で、愛車ZZR1200のオドメーターが丁度5万キロになったので、記念にメーターを撮影した。

                (記念すべき5万キロのオドメーター
 楽しい一日を過ごし、清水までは473号と1号線を快適に飛ばし、清水から東名に乗った。ところが東名では迷惑な事に事故や故障車がゾロゾロで、御殿場の手前から青葉・横浜までは大渋滞、最後の締め括りですっかり疲労困憊してしまった。どうも東京へ戻るのは、午前中か午後の極く早い時間でなければ渋滞は避けられないようである。東京人の持つハンディである。