baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 高速道路上限の終焉の訂正

 今日の新聞を読んだら、東北や北関東の被災地周辺の高速道路の無料化は、被災者や罹災者だけではなく中型、大型自動車も無料だそうだから昨日の僕のブログは理解が間違っていた。ETCからのお知らせでは上限制度が撤廃され、今後の料金サーヴィス云々だけであり、新聞には被災証明や罹災証明関連、或いは原発事故の避難住民はどうしたら良いか、といった記事ばかりだったので気付かなかった。迂闊であった。
 中型、大型自動車が無料になると言う事は、一般物資輸送や観光客誘致にも繋がるのでそこだけ見れば必ずしも悪いとは言い切れないが、それにしても負け惜しみではなく、やはり僕は中途半端だと思う。新しい制度は、例えば北海道や日本海側の東北と首都圏を動く物資など被災地とは無関係な物資運搬にも適用されるし、何よりも本当に支援を必要としている甚大な被災者には余りにもインパクトが間接的で効果は小さいであろう。もっと税金の直接的な使い方はある筈である。やはり高速無料化のマニフェストに拘る、民主党の面子を立てる事が一義的な目的の人気取り政策としか思えない。
 何れにしても、昨日のブログは一部訂正するので、ご容赦願いたい。しかしながら、高速無料化は中途半端な愚策であり、受益者負担の原則を貫くべきである、或いは同じ税金を投入するなら被災の程度に応じて傾斜するもっと有効な他の支援方法がある筈である、という僕の主張全体が変わるものではない。