baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 連日の寝不足

 連日寝不足である。夜蒸し暑くて寝苦しいのもあるのだけれど、一昨晩はウィンブルドン土居美咲が鄭潔をストレートの圧勝で下して3回戦に進んだ試合と、その後ロンドン五輪のサッカーアジア予選でU-22がアウェイのクウェート戦であわや延長戦で破れて最終予選に進出できないか、と言うイライラハラハラの放送が続いたのである。昨晩は久しぶりのシャラポワのライヴをやっていたので、またウィンブルドンを見てしまったのだが、シャラポワが一打々々で余りに雄叫びを上げ続けるのが厭になって寝ることにした。ところが、テレビを消す前にチャンネルを回したのが悪かった。田原総一朗の「朝まで生ライヴ」をやっていたのだ。何時やるのだか意識もせずに、夜中まで起きている時に時々見ていたこの番組は、中々面白い事が多い。どういう基準で選んでいるのか知らないが時々とんでもなく程度の低いパネリストが出て来る時があって、そういう時はまるで面白くなくなってしまうのだが、普段は大体面白い事が多い。
 それで、昨晩はまた見てしまったのである。冒頭一番、田原総一朗菅直人を評して「あんな総理は今まで一人もいない。どうしてあそこまで総理の地位に執着出来るのか。菅直人に比べれば今迄の自民党の総裁などどれもみなあっさりし過ぎている」と化け物を表する様な言い方をしていた。実際、番組の間中民主党代表の出席者も含めて、菅直人の政策はどれも思い付き、今は延命だけの為に従来口にした事も無い様な政策を通すと意気込んでいる、と言うのが浮き彫りになった。あれだけの政治通が一様に同じ事を言うのだから、しかも与党議員までもが、それは紛れもない事実なのであろう。
 パネルの中で結論的に一つの流れが出て来た。それは、結局突き詰めれば民主党も自公も政策に、少なくとも目先の懸案法案では、それ程の違いは無い、だったらもっと上手く歩み寄って国民の為、被災地の為に迅速な法案成立に協力したら良いではないか、という流れである。勿論自公には、法案成立には協力する、しかし問題は法案成立した後の施行が余りにも遅い、復興法案にしても復興相の任命にしても震災から既に102日も経っており時間が掛り過ぎている、だから菅直人の下では何を決めても意味が無い、或いは幹事長や国対委員長会談で何を合意しても菅直人の一言で覆る様ではもう民主党は一切信用出来ない、と言う不信と不満が鬱積している。だから菅下ろしの動きは自公からも続くのは当然であり、未だに民主党内にも根強く残る。しかし、その問題を除けば協力は出来るではないか、と言う流れで番組は終わった様に思う。
 しかし、僕はそう簡単にはその意見に同意出来ない。やはり中途半端に民主党政権に組みする事は、徒に民主党政権の延命を助けてしまうと思うからである。民主党政権は目先は自公とも政策が似ているようでいて、やはり本質は危険な政権であるのは間違いない。バラ捲き政策はともかく、外国人参政権付与だとか外国人入国ビザ条件緩和だとか、その最終的に目指しているところがどうしても日本の本来の国益に合致するとは思えないからである。民主党と雖もぽっと出の若手は訳も分からず付和雷同なのであろうが、理由が思想にあるのか単に買収されているのかは別として、一部には間違いなく危険分子が潜んでいる。菅直人前原誠司が外国人から政治資金を受けていた事などはほんの氷山の一角であろう。民主党内には、間違いなく朝鮮半島や大陸からの手が及んでいる、というのが僕の見立てである。