baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ワインのスーパー

 家の近くにイオンのリカー・スーパーが出来た。店名はリカー・ショップだが、バナーではワイン・ショップと謳っている。その場所には今までも色々な店が出来るのだが、中々続かなくてしょっちゅう店が変わる場所である。ちょっと前まではローソンの100円ショップがあったのだが、いつもそれ程人が入っている風もなく大丈夫かなと思っていたら、やはり2年程で閉鎖されてしまった。それでも長い方である。駅から近いし、住宅街からも近いのだがどうも場所が悪い様である。
 ローソン100円ショップが閉店してから暫く工事が続いていたので今度は何が出来るかと思っていたら、リカーショップが先週オープンした。頭にイオンと付いているからイオン・グループの店なのであろう。アルコールの店なら興味津々で、早速覗きに入ってみた。チーズ、ソーセージ、生ハムや枝付きレーズンなど普通の店には置いていない様なちょっと捻ったツマミ食品が少し置いてあるだけで、後は殆どがアルコール、それもワインである。ビールと日本酒もお義理に少し置いてあるが、少なくともビールは近所の安売屋の方が安い。僕が毎日飲んでいる発泡酒はそもそも置いていない様である。ワインやシャンパンの高価な物は別のコーナーにほんの数本置いてあるが、殆どは安いワインである。そのワインの価格帯は明治屋のような高級スーパーやデパートのワイン売り場とは明らかに一線を画した安価品が中心である。早速毎日の晩酌に手頃な安いものを2本買って飲んでみた処、どちらも値段の割にはそこそこ行ける。早速中でも安い方を6本買う事にした。
 それにしても、小売業が不景気だと言われているが、以前にも書いたように我が家の周りにはコンビニが10件ほどある。そこにまた斯かるワイン専門のコンビニが店開きする。ちょっと多すぎるような気がするのだが、過当競争で生き残りを賭けた店舗展開競争が続いているのであろう。これでは最早個人商店の出る幕はなかろうと、ふと淋しくなる。もっとも前述の安売屋は夫婦でやっている個人商店である。ビールや焼酎だけではなくスコッチ、バーボン、ジン、ウォトカ、ラムなどおよそアルコール飲料なら何でも安く売っている。この個人商店と、新しく出来たイオンのリカースーパーには僕の便利の為に精々頑張って欲しいものである。