baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 バイクと足の怪我

 足の怪我は今日で調度3週間になるが、歳のせいか治りが遅く未だ痛む。一昨日二度目の病院通いをしたところである。痛いとは言え、内出血も散り、歩き方も一応普通に近付いたからもう松葉杖は要らないだろうと、順番待ちをしている間に松葉杖はリハビリ室に返して来た。実は一度も使っていないから、持つ処に巻いて貰った包帯も真っ白のままである。
 順番が来て診察室に入った。腫れは殆ど引いているが、医者がツボを押すと未だ飛び上るほど痛い。松葉杖をちゃんと使っているかと訊かれ、もう使っていませんと答えたら、だから治りが遅いと怒られた。幾ら怒られても、もう殆ど普通に歩けるのだからやっぱり少し大袈裟な気がする。それでも次回の通院時には持っていないと拙いと思い、帰りがけに又取りに行った。顔見知りの看護師に、医者に怒られたと言ったら、笑ってまた包帯を巻いてくれた。だからまた我が家の玄関には松葉杖が飾ってある。
 病院に行った日と昨日は流石に少し大人しくしていたが、今日は用があったので神奈川の方へ出掛けなければならない。辺鄙な処なので車で行くしかないのだが、連休で交通渋滞の最中に所用で車に乗るほどバカバカしい事もないから、そっとバイクのブーツを履いてみた。履く時に足が押されると少し痛むが、足が入ってしまえば別に騒ぐ程の事でもない。そのままバイクを引っ張り出してみたが、普通に力を入れている分には痛む訳でもないので、結局バイクで出掛けてしまった。帰りは荷物が出来るので、またGTRである。GTRは転倒などなかったかの様に相変わらず良く走る。
 天気は良く、秋風は爽やかで、バイクで出掛けて大正解である。とは言え轍の深い処で止まってしまってつま先立ちになった時や、信号待ちで風に煽られたりするとやはり未だ痛む。帰り途は東名の渋滞を避けて横浜新道まで下道を遠回りしたので信号が多く、更に第三京浜を出た後の環八は大渋滞で流石にバイクで出掛けた事を少し後悔し掛けたが、今はそんな事はすっかり忘れて明日も何処かへ出掛けたい誘惑に駆られている。