baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 息抜きのショート・ツーリング

 明日から、以前このブログにも書いた大学での講義が始まる。慣れない事なので、気楽に引き受けたがいざとなると資料作りに忙殺され、その上直前に海外出張が入ったりしてここの処ブログの更新どころではなかった。これから3週間、90分の講義が6時間ある。プロの教師から見たら屁みたいな事なのだろうが、これが素人から見ると、言いたいことは色々あるのだけれどそれを筋道立てて関連付けながら、学生が飽きない様に、しかも常識としてのポイントは外さぬ様に、と色々考えだすと切りがなく、想像以上に大変なのである。しかも不慣れなパワーポイントで講義中は適宜視覚に訴える様にと言う事なので、猶更四苦八苦である。
 それでも何とか明日の分は目途を付け、ここの処慣れぬ仕事でストレス気味だった事もあり、今日は久しぶりにショート・ツーリングに出掛けた。周囲で紅葉が見頃との情報が飛び交っていて、乗り遅れるのではないかとの心配もあった。
 しかし明日の事を考えるとそうそう呑んびりする気分にもなれず、結局中央道から相模湖経由道志道に入って直ぐに70号線に入り、宮ヶ瀬湖を通り矢櫃峠を越えて中井に出て東名で戻ると言う、超ショートツーリングになった。走行程180㎞程の、朝8時過ぎに家を出て12時過ぎには戻っていた。残念ながら、未だ紅葉には若干早かった。むしろ山中湖まで行ってしまうか、奥多摩に行った方が紅葉には良かったのかも知れない。矢櫃峠の辺りは流石に紅葉も綺麗であったが、枯葉が積もっていて、アスファルトも荒れた処が多く、慎重な走行が強いられた。それにしても狭い道なのに、真ん中を堂々と突っ込んで来てバイクには目もくれぬ傲慢なドライバーの何と多い事か。傲慢なのではなくて、ただ下手なだけかも知れないが、一度ならず接触されるのではないかとドキッとさせられた。
 しかし久しぶりのバイクは、朝こそ少し寒かったけれども、爽快であった。