baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 六義園

 昨日で大学の講義は二日終わった。自分ではここまでは恙なく終わったと思っている。今朝は来週の講義の準備で、珍しく夜明け前に置きだして机に向かった。しかし10時頃にはもう飽きてしまった。パワーポイントの資料作りは時々飽きてしまう。折からニュースで六義園の紅葉が見頃だと言う。矢櫃峠と違って、六義園なら家からバイクなら40-50分の場所にあり、学生の頃にはよく行ったものである。天気は良いし、また息抜きにひとっ走り出掛ける事にした。息抜きばかりしているけれど、これも生まれつきの性である。
 手ごろな駐車場がないのでパーキング・メーターに停めた。代金を入れようとしたら100円玉が足りない。100円玉しか使えないから、こういう時は酷く不便である。近くにコンビニもないので、仕方なくドトールコーヒー店に入って両替をして貰った。そして駐車場所に戻ると、既に数分超過の表示が出ている。急いで100円玉を入れたが表示が変わらない。良く見たら、お金を入れる時には0分になっていないといけないらしい。入れた300円は戻って来ないし、バイクを一度動かして0分に戻して、また300円を入れる羽目になった。嘘ばっかりついている猪瀬直樹にうまうまと300円、余計に取られた心持がして少し腹が立った。
 六義園の正門に行ったら入園券を買う人が長蛇の列で、到底事に成りそうもない。一か八かで裏門まで歩いたら、こちらは5分程並んだだけで無事入園できた。65歳以上は半額の150円だと言うので、結局行って来いで150円の損で済んだ。少し腹の虫が納まった。園内はなるほど、紅葉が真っ盛り、人出も真っ盛り、紅葉狩りに行ったのか動物園に行ったのか判然としなかったが、兎に角紅葉を楽しみ目の保養をして来た。兼六園の趣の雪吊りは、東京では不要であろうに兼六園を真似たものであろうか。職人もわざわざ雪国から呼び寄せたものであろう。