baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 許し難い邦人虐殺〜イスラムの名を騙る狂信集団は殲滅すべし

 イスラム国に拘束されていた二人目の邦人がついに虐殺された。既に予想されていた結末ではあるが、いざ現実に無実の同胞が残虐非道な方法で虐殺されれば、行き場の無い憤りに苛まれる。イスラムの名を騙るテロ集団に、言い様の無い敵意が募る。こんな無体な暴力集団は早急に殲滅されん事を願うばかりである。ましてや今後は日本人をもターゲットとすると宣言しているのだから、一刻も早く憲法九条を改正して、攻撃的防衛をも可能にしなければ邦人の安全は守れない事もまた、今回の事件で明白になった。特に発展途上国では、今後は在外公館や日本人学校を自らの手で守る事を可能にする法改正が早急に望まれる。同時にその任に相応しい、米国の海兵隊の様な、小規模ながらも強力な部隊の編成が望まれる。
 日本国内で身の安全を色々な角度から担保されていて安全が当たり前になってしまった、防衛本能の希薄な日本人は、これからは一歩日本の外に出たら常にテロのターゲットにされていると言う危機感を持たなければならない。今回の犠牲者の如く、好んで紛争地域や危険地帯に足を踏み入れるなどはもっての他であるけれども、外国にいれば結局は自分の身は身分で守らなければならない。外国の治安部隊は自国民の安全確保が第一となるのは当然で、外国人である日本人の安全確保は二の次となる。それは当然の事である。従い、日本人は一義的には自分の安全は自分で守らなければならない事になる。これからは日航機や全日空機がテロのターゲットになるかも知れない。それを覚悟で日本の航空機に乗るか、敢えて事故の確率は郄くてもテロの可能性の低い外国機に乗るか、外国に行く時はそこまで考える必要が出て来たと言える。
 今般のイスラム国による日本人をもターゲットにすると言う宣言は、少しは平和呆けした日本人の目を覚ますかも知れない。それと同時に、邦人の生命財産を守るには、特に世界が狭くなった現代では、専守防衛などと呑気な事を言っていては到底無理な事もはからずもはっきりした。中国やロシアの様に領土拡大の為に軍事力を使うのは問題外だが、日本人の財産と生命を保全する為には時には自衛隊が外地で武力を行使する事も必要である事が明白となった。その為には、極めて高価ではあるが、やはり航空母艦保有する事も真剣に検討するべき時かも知れない。狂信的なテロ集団が何処かから最新兵器を入手して武力を振るい、善良な人類を蹂躙しているのだから、そのテロ集団の制裁は他人任せにして自分たちは人道支援に徹するなどと綺麗事を言って責任回避をする、無責任な日本の姿勢は最早根本から見直さなければならない時に来たと言える。