高速は相変わらずの大渋滞

　今日は処暑、今日から多少は涼しくなると言いながらも昼間はまだまだ暑い。特に今日は蒸す。昨日の夜届いた本も午前中には読み終えてしまい家にいても無聊なので、調度買いたいものもあるからと道志へショートツーリングしようと思い立った。
　出ようとしたら前輪の空気圧が減っているとの警告、最寄りのガソリンスタンドで空気入れを借りたがフラワーディスクが邪魔をして空気を入れられない。仕方が無いのでバイク屋まで走って空気を入れて貰ったりしていたら出発は2時半になってしまったが、それでも6時半か遅くとも7時には帰れるだろうと予想して、走り出した。途中雨がパラついた処もあったが、無事に道志の道の駅に到着し、家の在庫が空になったジャンボレーズンを購入した。このジャンボレーズン、山梨県でしか売っていない。

　そして、そのまま山中湖へ。流石に山中湖は涼しかった。そこまでは良かったのだが、山中湖へ出た途端に渋滞発生。お盆の直後の休みだから今日は大した混雑はなかろうと高を括っていたのが大間違いで、旭が丘までの湖畔道路は超ノロノロ運転だった。旭が丘でやっと篭坂峠方向へ左折して走り出したらそれも束の間、またまた大渋滞、そのまま御殿場まで数珠繋ぎ。そして御殿場で東名の入口に差し掛かったら、大井松田まで渋滞50km、2時間との表示。
　どうしようか迷ったが2時間あれば下道でも着くだろうと246号へ。246号は詰まったり走ったりだったが、まぁ普通に走れて、東名に乗らなかったのは大正解。そして、大井松田も過ぎたので秦野で東名に乗ろうとしたら、横浜町田まで渋滞25kmとの表示。またまた迷ったがいい加減疲れてもきていたのでままよと東名へ。しかし本当に、掛け値なしの大渋滞。行けども行けども車の行列で、結局大和トンネルを抜けるまでダラダラ行列の間のすり抜けで、ほとほと神経をすり減らし、今日は草臥れ果てた。家に辿り着いたのも予想を大幅に遅れて8時過ぎになってしまった。
　一週間前にお盆の帰省ラッシュで、1,000円で高速乗り放題という時代に逆行する大愚策のお陰もあって、渋滞記録を塗り替えたばかりだというのに、結局御殿場から東京まで断続渋滞75kmとは一体何なんだろう。この上、高速代無料、ガソリン税廃止、が実現されたりしたらもう車なんて走る場所がなくなりそう。二酸化炭素排出量の大増加もあるだろうし、もうこれ以上人気取りのバカな政策は本当に止めて欲しいものだ。しかもタダにする分必ず別のところで増税されるのである。詐欺みたいなマニフェストで国民を騙すのはもう沢山である。
　246号をトロトロ走っていて、目に付く地名を追ってみた。何時も思うが、日本語の漢字の地名は読めないものが多い。固有名詞は漢字をどう読めば良いのか知らないと読めないからだ。今日目に留った難しい地名は、寄・八沢・浅間山・新尺里など。順に、やどりき・はっさわ・せんげんやま・しんしゃくり、だそうだ。ローマ字表記があるから読めるが、ローマ字がなければ分からない。例えば、軽井沢の火山は｢あさまやま｣だ。東京近辺でこの有様だから、北海道や沖縄などの初めから当て字の地名には手も足も出ない。日本語は本当に面白いと思う。地名の由来などを調べ始めたら、もう切りはなさそうだ。