baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 信じられない民主党の土肥隆一

 民主党土肥隆一が、信じられない言動をした。日韓キリスト教議員連盟の会合で韓国を訪問した先月末、「日本政府は竹島を日本の領土と主張する事を直ちに撤回すべきだ」という韓国議員との共同宣言に署名し、あろう事か韓国の国旗を手に宣言の場に立ち会い、更にその後自分の考えを個別にメディアに説明したと言う。日本に戻ってからまた色々言い訳をしていたが、土肥隆一は間違いなく確信犯であり過失ではない。日本の国会議員として、日本の国益を全く考慮していない、韓国での自身の利益しか考えていない許し難い国家反逆行為である。流石に野党のみならず足下からも批判の嵐に遭い、やっと今日になってその軽挙盲動に気付いたようであるがもう全くの手遅れである。そもそも、今の時代にあって己の宗教を政治の場に持ち込むこと自体が間違っている。とんでもない似非聖教者である。
 土肥隆一は1939年に、当時日本の統治下であった京城で生まれている。だから韓国人だとは言わないが、今回の暴挙は日本人である事を忘れて、まるで韓国の為に国会議員になったようではないか。民主党にはどうしてこうも次から次へと、朝鮮半島の権益を護る為に国会議員になったが如き議員が引きも切らないのであろう。異常である。単に民主党が俄か寄せ集め政党であるからだけでは説明出来ない、日本の国益を損なう集団が相当入り込んでいるのである。仙石由人や菅直人の如き日本の国体を否定する全共闘運動に身を投じていた元左翼過激派のみならず、小沢一郎鳩山由紀夫山岡賢次等の朝鮮半島の血を引く、朝鮮半島の権益を日本の国益に優先する輩が多数入り込んでいる危険政党と言わざるを得ない。
 竹島が正当な日本の領土である事が歴史上明らかである事は、何度もこのブログに書いて来たので今更リンクもしまい。韓国は李承晩が勝手に李承晩ラインを引いて日本の漁船を片っ端から拿捕し始めた時に始めて自領と言い出したもので、歴史的には未だ50年そこそこの話である。一方、日本は江戸時代から漁民が竹島を足場にし、明治政府になった19世紀の末には国際慣習に則って我が国の領土と宣言し、一定の期間を置いて自国領土と定めたもので国際法上も何ら疑義を差し挟む余地はない。韓国が文句があるなら国際裁判所で決着を付ければ良い。韓国は第三者に結論を委ねれば自分が負ける事が分かっているので、ハーグへの提訴を断固拒否して軍隊を駐屯させ、実効支配を続けているのである。竹島海域は現在は韓国漁船の独壇場となっており、島根県が切歯扼腕しているのに日本政府は何等具体的な対抗策を取れずにいる。
 これ程我が国領土である事が明白な竹島の領有権を主張するなと、韓国議員と一緒になって日本政府に訴える日本人議員がどこにいようか。兵庫3区の有権者よ、目を覚まして欲しい。しかも彼は菅直人の有力支援者であった。菅直人の勉強会「国のかたち研究会」を主宰し、昨年9月の民主党代表選では菅直人の推薦人の一人であり、民主党の常任幹事会議長や衆院政倫審会長も務めていた。そんな議会、与党の重鎮でありながら何処の国の人間かと思わせる挙動である。当人はこれほど世間を騒がせるとは思っていなかったと嘯いているが、民主党の重鎮がその程度の覚悟しか無かったのであろうか。そんな事は考えられない、これは間違いなく韓国を利する為の確信犯である。その見返りに何が約束されていたのかは知る由もないが、土肥隆一個人を利する密約があったと考えるのが普通である。
 今は連日細川律夫厚労省の頼りないフニャフニャした国会答弁が面白いが、これは飽くまでも内政問題だから未だお笑いで済む。しかし今回の土肥隆一の暴挙は外国を巻き込んだもので、単なる土肥隆一個人の馬鹿では済まされない。即刻議員辞職して、韓国のキリスト教議員連盟に対しては「先般の共同宣言は全くの誤り、誤認識であり日本では議員を辞職する事にしたので、誠に申し訳ないが先般の共同宣言から自分を抹消して欲しい」と懇願させるしかない。菅直人岡田克也枝野幸男も、足下の議員が国益を損なう行動をしたからにはもう民主党に置いておくどころか、国会議員としても受容し難いと言うのが当然の筈である。迷わず議員辞職をさせるべきである。と同時に政権幹部には例え余命いくばくも無いとは言え、政府の無能無策がこういう軽挙盲動を惹起したという認識を新たにして、一日も早く竹島問題について韓国に対する断固とした対抗措置を取り、類似した馬鹿な行動を抑止する事が望まれる。