baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 自転車で見事に転倒

 昨日、ものの見事に自転車で転倒した。日頃走り慣れている幹道の車道から歩道に上がろうとした処で、前輪が歩道に乗り上げられずに体だけ歩道に吹っ飛ばされたものである。ママチャリだけれども相当のスピードを出していたので、思いの外ダメージを受けてしまった。
 普段から通りつけている道である。駅の近くは人通りが多いので、歩道を避けて普段からなるべく車道を走るようにしている。ただこの道は、幹道とは言え道が狭く、片側二車線ながらも大型のバスやトラックが来ると実質一車線になってしまう程度の道である。そこで車道を走るのは結構怖いものがあり、特に昨日はトラックが多くて直近を追い越されるとかなり煽られるので、縁石ぎりぎりの少し左に傾いた側溝の蓋の上を走っていた。そして人混みが途切れて歩道の縁石が低くなる、バスの車庫の前で歩道に乗ろうとしたのだが、走っている場所が縁石から近すぎて角度が鋭角過ぎたのだ。アッと思った時には体だけ左に飛ばされて、次に意識した時には顔の左側が歩道のアスファルトに激突していた。
 左足の膝の外側はチノパンに穴が開き生身も少し擦り剥いたが、どういう訳かそれ以外の外傷は顔面の左半分だけで、上半身は顔以外傷一つない。自転車も車道側に投げ出されている筈なのに気が付けば歩道に横たわっており、チェーンが外れていた事の他は一見無傷のようである。軽い脳震盪らしき症状を自覚しながらもともかくも起き上がり、チェーンを嵌めて何とか家まで辿り付いた。顔から血を流していたから、道行く人には異様であったろう。そして落ち着くまで暫く横になった。その頃から僕の両手の親指と人差し指が段々痛み始め、酷い捻挫をした様だと自覚した。痛みが酷くて全く力が入らない。空のコップどころか箸も持てなくなっている。そんなだから昨晩も今も、実はパソコンの入力には相当の痛みと闘っているのである。それにしても親指と人差し指が使えない事ほど不便はない。ボタンも嵌められなければ靴下も履けない。物は掴めないし字は書けない。酷い事になってしまった。
 ブログ仲間のご主人が下り坂で自転車事故に遭われたと読んだばかりである。それなのに、今さらながら自分の不注意を恥じている。普段から何度も同じ事をしているのだが、思えば普段はもう30㎝程縁石から離れた処を走っていた。縁石から、たったの30㎝と60㎝の違いである。返す返すも不注意であったと悔やまれる。
 実は昨夜は相当の痛みで、特に右手の親指と人差し指は骨折したかも知れないと心配になるほど腫れて痛んだ。しかし今朝になっても腫れも痛みも酷くはなっていないので、恐らく骨折はしていないと自己診断した。と言う訳で医者には行かずに様子を見ている。ただ両掌と指には自転車の何処かで痛めたと思しき小さな擦り傷、切り傷が沢山あり、湿布薬が貼れないのが難儀である。