baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 ますます居丈高な中国

 今日は東京でまた33℃になったとか。日中の最高気温が30℃を超えた日を真夏日として記録し始めた昭和6年以降では、今年の真夏日が最多になったらしいが、と言う事は今年は有史以来、ここ2万年ぐらいとしておこうか、東京の真夏日が最多の年であったと言うことである。僕は一足早く疎開してきたから今日の東京の真夏日はお花見気分であるが、それにしてもこれから毎年夏がこんなに暑いとなると余り長生き出来そうもない。100歳までは元気に過ごす積りだったので、少し予定が狂ってしまう。
 ただでさえ暑苦しいのに、中国がますます熱くなって猛り狂っている。ついに温家宝まで日本の恫喝を始めたようである。彼等は一様に尖閣諸島は中国の領土であるという前提で、猛々しく荒れ狂っている。それに対して日本は何を言うかと思えば、仙石由人官房長官がハイレベルの政府間の話し合いを早く始めるべきだ、などと腰砕けの様相を呈してきた。
 どうしてはっきりと「問題の尖閣諸島を中国は自国領だと主張して日本を非難しているが、事実は1895年以降日本の領土として世界に認められてきている。中国が自国領だと言い出したのは地下資源の埋蔵が確認された後の、1971年になってからである。従い、歴史的にも尖閣諸島が日本の領土である事は明白であり、中国の対日非難は全く当たらない。どうしても中国領であると主張するのであるなら、日本はハーグの国際司法裁判所で第三者に決着を付けて貰う用意があるので、中国も一方的に自己主張をせずに第三者機関に客観的な判断を仰ぐべきである」という筋論を世界に向けて明確に発信しないのであろうか。早くそういう広報活動をしっかりと行い、少なくとも当事者以外の世界の世論には日本側の主張もしっかりインプットしておかないと、段々日本が一方的に悪者になってしまう。
 民主党の素人集団にはほとほと愛想が尽きるし、鳩山由紀夫以下の桁外れの外交音痴ぶりには呆れて開いた口が塞がらない。菅改造内閣もご多聞に漏れぬようで、こんな事では日本は国際社会で一人追い詰められてしまう。事は国権に関わる問題なのだから、しっかりと主張すべき事を発信する事が先決である。ハイレベルの政府間の話し合いなどという事を日本側から一方的に申し入れる筋ではない。もっとしっかりせよ、民主党政権。外務省の広報官は何処に雲隠れしているのか。今日本が対応を誤れば、今後益々中国の覇権主義を一方的に勢い付ける事になり、南シナ海の安全保障にも悪影響を及ぼす。
 僕が管理しているホームページが、ここ数日海外からの毎秒数万件と言うアクセスに晒されて障害が起きている。念の入った事に、アクセスは一ヶ所からではなく、世界中から同時に来ているので、何処からアクセスされているのか特定が難しいそうである。大手のプロバイダーなので、恐らく顧客に中国の攻撃対象となるホームページが含まれているものと想像される。こんな手の混んだ事は大組織でなければ出来ないし、時期的にも犯人の想像は難くない。こういうことを平然とするのが中国なのである。法治国家とは程遠い、全体主義の無法国家なのである。法律があってなきに等しいから、言っている事は無茶苦茶である。日本は余程しっかり対応しないと、理屈抜きにやられてしまう。