baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

 竜神大吊橋と袋田の滝

 今日は2ヶ月も前から約束していたツーリングの日であった。未だジャカルタ出張の、特に帰国日の台風による混乱の疲れが残っていて、最後まで如何しようか迷ったが8月以来のツーリングでもあり、意を決して6時に出掛けた。今日の目的地は奥久慈方面である。外気は朝は13℃あったが、その後も一向に気温が上がらず午後になっても茨城方面は13-15°と肌寒く、僕は美野里PAでライディングジャケットのインナーを付けたが、それでもまだ寒さに慣れていない身には寒いほどであった。
 その美野里PAで仲間と落ち合って、先ずは竜神大吊橋に立ち寄った。ここは元々目的地には入っていなかったが、水戸北で常磐道を下りて、349号を北上していたら何度か標識が出て来るので行き掛けの駄賃に寄ってみたものである。橋に足を踏み入れるのに300円取られると言うのが何となく理不尽に思えて橋には乗らなかった。少し紅葉が始まっていた。



 そして、以前余りの混雑に怖気付いて通り過ぎてしまった袋田の滝へ、今回は何があっても寄って見ようと意を決して立ち寄った。ところが今日は、そんなに大袈裟に決意を固める程の事はなく、むしろガラガラであった。折からの台風接近で天気は悪いし、紅葉には未だ大分早過ぎるのだから幾ら人出が目に見えて増えた昨今とは言え、流石に僕達の様な酔狂な人は少ないらしい。袋田の滝はよくテレビにもその映像が出て来るが、なるほど壮大な景観は一見の価値はある。紅葉も竜神の大吊橋よりは少し進んでいる。ここでもエレベーターに300円取られたが、ここの300円は致し方ない。

 往きの外環道、常磐道は結構な交通量で走り難かったが、常磐道を下りてからは交通量は少なく、竜神の大吊橋へ道草をしたりしても滝の見物を終えて未だ11時、少し早過ぎではあったけれど折角奥久慈にまで来たのだからと118号を北上し、国道沿いにあった食堂で奥久慈軍鶏の玉子とじ丼で早目の昼飯にした。1500円で丼定食を食べたが、成る程美味かった。写真は撮り忘れた。
 食後は更に118号を北上し、一旦福島県に入った後、矢祭で349号を右折して更に22号に道を取った。22号を走るのは初めてであったが、適度のワインディングがある快適な道である。ところがもう少しで10号線にぶつかると言うところで落石と土砂崩れで不通となっており、已む無くU-ターンして広域林道、111号経由で高萩から常磐道に乗り、そのまま帰路につき、3時半には帰宅した。夕方から東京も雨だとの予報であったのと、体調が今一つであったので、今日はこの位が程よいツーリングであった。総行程は452.9㎞。