baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

日本の伝統

 大相撲千秋楽

大相撲が今日で千秋楽を打ち上げた。結局白鳳の6連覇で終わった。白鵬は嫌いな力士ではないから、白鳳の連覇は別にそれで良いのだが、どうにも盛り上がらない本場所であった。先場所は白鳳の連勝記録が掛っていたし、連勝が途切れた後の白鳳の若干集中力の切…

 日本人今昔(続)

またインターネットが使えなくなった。前回は確か、尖閣諸島沖衝突事件の直後で、中国からのサイバー攻撃が憶測された時に同様な事が起きたように記憶するが、今回のトラブルは長かった。何時まで経っても復旧しない。プロバイダーの電話は、「我が家の周辺…

 日本人今昔

ここの処、NHKのドラマが司馬遼太郎づいている。坂本竜馬が終わったと思ったら、今度は坂の上の雲の第二部が始まる。何れも幕末から明治に掛けての、日本の運命を背負った人々の話である。司馬遼太郎が嫌いな日本人は殆どいないと思うが、僕もご多分に漏れず…

 白鵬の5連覇

結局は白鵬の5連覇で大相撲が終わった。豊ノ島も最後まで頑張ったが、やはり白鵬との優勝決定戦では役者が一枚も二枚も違っていた。それにしても日本人以上に日本の心を理解し、日本の伝統を重んじ、相撲道に精進しているのがひしひしと伝わる平成の大横綱…

 三重の銘菓に舌鼓

今日は、先日津で6-7年ぶりに会った旧友から、はからずも三重の銘菓が届いた。「関の戸」と言う、350年もの歴史を刻む餅菓子である。昔、骨折と膝の大怪我で入院していた時に、病院で同室の患者から分けて貰って食べて、文字通り「病み付き」になった菓子で…

 見放されていた包丁が蘇る

半年前に、日本橋の老舗の刃物屋に見放された、20年来の付き合いの包丁、どうしても捨てるのは忍びなく、紙やすりで磨いて日本刀に使う椿油を塗っておいたら見事に黒錆になり、しかも錆びていた部分も未だ未だしっかりしていて、店で言われたように簡単に折…

 乱れ切っている日本語の敬語

昨今のテレビによる国会中継は、寄席よりも格段に面白い。答弁に不慣れな与党閣僚の暴言、失言、の連発で、国会審議は直ぐに紛糾してしまう。その挙句はお詫びと訂正である。しかも自らの失言を潔く詫びてしまうと、しつこい野党に更に上げ足を取られ兼ねな…

 白鳳敗れる

今日白鳳が、昨日の63連勝を最後に土をつけてしまった。相手は先場所も一瞬押し込まれた稀勢の里であった。昨日は把瑠都に負けた稀勢の里が、今日は連勝街道を驀進中の横綱を破るのだから勝負は分からない。今場所は、場所前から白鳳が双葉山の69連勝記録を…

 鯨肉窃盗のグリーンピースに有罪

調査捕鯨船の乗組員が自宅に送ったカートンボックス入りの鯨肉を、宅配業者の倉庫に不法侵入して盗み出し、鯨肉のサンプルを不法に採取したりしながら無罪を主張している、とんでもない犯罪人であるグリーンピース・ジャパンのメンバー二人に執行猶予付きの…

 日本人の生活には地球が2.3個必要

世界自然保護基金ジャパンが、世界中の人が今の日本人と同じ生活をしたら地球が2.3個必要になると言う報告書を公表したそうだ。それによると、日本人はその国土が供給できる量の7倍もの資源を消費しているとして、現在の輸入依存の食生活や膨大な食糧廃棄を…

 引きも切らぬ老人の行方不明

足立区で111歳の老人が30年も前に亡くなっていた事件を発端に、その後日本全国の自治体で次から次へと老人の行方不明や、既に死亡している事例が報告されている。またこの事件をきっかけに地方自治体が実施した検証で、超高齢者の戸籍が抹消されないまま残っ…

 相撲協会の理事長交代

相撲協会の理事長が突然交代した。武蔵川前理事長は、つい数日前に、辞任説を覆して続投を表明したばかりであった。その間に、特別調査委員を務める弁護士の解任、文部科学省からの横槍とそれに応じる形での解任取り消し、そして今般の理事長辞任である。相…

 大相撲夏巡業始まる

大相撲の夏巡業が始まった。しようもない賭博問題で偽善者ぶった識者やメディア、相撲に興味もない野次馬の集団リンチに会い、名古屋場所は優勝賜杯も辞退するほどいじけてしまった相撲協会であったが、天皇から白鵬に特別な労いのお言葉が出るなど、やっと…

 大相撲千秋楽

大相撲が無事に千秋楽を迎えた。横綱白鵬が47連勝と三場所連続全勝優勝を達成した。ライバルがいない一人横綱で、実力が他を圧倒して飛び抜けてしまったという事実はあるものの、素晴らしい記録達成である。今場所は一、二番危うい相撲もあったが、圧倒的に…

 大相撲と暴力団

相も変わらず大相撲と暴力団の繋がりが云々されている。野球賭博もしかりだったが、今回は松ヶ根親方と暴力団との繋がりがメディアに叩かれている。先日は、相撲部屋のガサ入れで暴力団関係者の名刺が見付かり、警察が更なる捜査をするというニュースが流れ…

大相撲

折角楽しみにしていた大相撲が、一億総ヒステリーのお陰で中継が中止されてしまい残念この上ない。普段なら用がない限りは5時前にはつまみを並べてテレビの前で一献が始まるのだが、今場所はダイジェストで6時過ぎから纏めて放映するから面白くも何ともない…

 今場所の大相撲

横綱白鳳が益々円熟味を増して、11日目にして早くも独走態勢に入っている。白鳳は外国人力士でありながら横綱としての品格は充分で、且つ強いだけでは無く相撲の上手さ、集中力、何れを取っても大横綱の風格を呈し始めている。怪我さえなければ当分白鳳時代…

 歌舞伎鑑賞

今日は歌舞伎の券を知り合いから貰ったので、建て替え前の歌舞伎座さよなら公演に行って来た。僕は歌舞伎には全く縁がなく、また今まで特段の興味もなかったので、歌舞伎の舞台を見たのは高校時代に学校から観に行って以来であった。切符を貰う事がなければ…

 小唄の発表会

識り合いから小唄の発表会の案内を貰った。その識り合いが小唄をやっているというのも初耳であった。大体この識り合いは最近熱海に瀟洒なカフェテリアを開店したばかりである。案内状を見る限りは、趣味の良さそうなこじんまりとした、見るからに洒落た店の…

 トヨタのリコールに思う、謝罪に対する文化の違い

米国下院の公聴会にトヨタの社長が呼び出され、言うべきは主張しながらも率直に謝罪した。8時間もの長時間に亘る聴聞だったそうで勿論僕は詳細を見聞きした訳ではない。しかし、その後の報道を見る限り謝罪がそのまま受け止められたという事ではなさそうであ…

末期的な横綱朝青龍の暴行事件

朝青竜が初場所中に知人に暴行事件を起こしたというのは新聞で知っていた。前日に豪風に早々と土を付けられた翌日の、連敗を免れた6日目の翌早朝の出来事である。でも昨夜のジャカルタからの夜行便で読んだ週刊誌によれば、事実はそんな生易しい物ではなさそ…

 腰砕けの大相撲

千秋楽を待たずして朝青竜の優勝が決まった。朝青竜はこの頃は優勝すると目に涙するようになったが、何時も下馬評が白鳳有利なので余程嬉しいのであろう。こういう可愛げのある所もある反面、何時まで経っても治らない見苦しい駄目押し、果ては今場所はご丁…

 大相撲中日

大相撲の中日を迎えた。今場所は中途半端な引き技やボクシング紛いの飛んだり跳ねたりが殆ど見られず力の籠った熱戦が多い。大いに見応えのある場所になっている。琴欧州や把瑠都の好調や日馬富士の復調など、両横綱を追う大関、関脇が中日まで離されずに優…

 大相撲初場所

昨日から大相撲初場所が始まった。僕は大の相撲ファンなので、相撲が始まるとなるべく夜の約束は遅めにする。今場所は、未だ二日だが力相撲が多くて見応えがある。飛んだり跳ねたり引いたり、というボクシングまがいの白ける相撲が殆ど見られない。このまま…

天皇誕生日

昨日は天皇誕生日。76歳とのことで、普通ならもう引退して悠々自適の年齢だが、未だに国事に携わらなければならないというのは大変なご苦労だと思う。ましてや前立腺癌の病歴があるだけに、周囲も病気との折り合いには気を遣う事であろう。昭和天皇も高齢で…

 大相撲千秋楽

大相撲が白鳳の圧倒的な強さで閉幕した。年間最多勝利記録を書き換えての全勝優勝である。年間90日の本場所取り組みで、86勝という数字は素晴らしい。しかも本当に綺麗な、相撲らしい相撲で勝っている(11月18日本ブログ)。本割で年間6番6連勝という対朝青…

 日本刀

友人がデパートのギャラリーで、僕の好きな画家の絵の即売会をするという案内が来ていたので、昨日ブラッと観に行った。行ってみたら画家もニューヨークから来ていて、彼女の新作の展示会であった。中に一枚、小品だが心を鷲掴みにされる素晴らしい絵があっ…

 またダメ押しのモンゴル力士

今日の鶴竜戦で日馬富士が、勝負がついてから酷いダメ押しをした。激しい相撲であったから、感情的にやってしまったのかもしれないが天下の大関が何とも見苦しい仕草であった。しかも、鶴竜が土俵の外で力を抜いてからの肩からの体当たりで、鶴竜は土俵下に…

 言葉〜コミュニケーションツール

言葉というのは意志疎通の媒体としては非常に明確な道具と思えるが、実はある言葉の持つ意味に対する受け取り方は人により微妙に異なっていると思った方が無難である。受け取る人の生い立ちや性格、過去の経験などにより微妙に受け取るニュアンスが変わり得…

 剣道

剣道の世界大会、と言ってもご存じの方は少なかろう。まだマイナーな競技であるから、やむを得ない。2年前の台北大会では過去11回の大会で無敗を誇った日本が、準決勝でアメリカに敗れると言う大波乱が起きた。そして、決勝では韓国と米国が当たり、韓国が史…