baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

イスラム教

 集団的自衛権行使と対テロ戦争

安倍政権の安全保障関連法案については国民の過半が支持しておらず、政府の説明不足などといった批判が多く、また憲法学者と称する法律の専門家には、集団的自衛権行使は憲法違反であるといった声の方が多いらしい。僕は法律や憲法の専門家ではないので、集…

 テロリストと対峙して〜日本の取るべき途

今度はチュニジアで日本人3人を含む外国人観光客が21人もテロの犠牲になってしまった。丸腰の観光客を問答無用で射殺したと言う、許し難い凶行である。犯人はまたもやイスラムを名乗る組織のメンバーであるから、益々イスラム教に対する偏見が、欧米のみなら…

 イスラム国〜ISIS

昨日に続き、今一つイスラム教関連で。 イラクとシリアの境界に勢力を張り、独立国家を宣言した「イスラム国」が、今や世界にとってもイスラム社会にとっても最大の脅威になりつつある。何故なら「イスラム国」は既に、単なるテロ組織の域を超えて、莫大な資…

 今日は犠牲際

今年は8月の雨続きで野菜が高騰して主婦の台所は大変だったようだが、枝豆と、特に今はさんまが安くて旨くて、僕には例年にも増して晩酌が楽しみな結構な秋である。 今日はイスラムの犠牲祭、イスラム教の国では牛や山羊やラクダが生贄にされる、動物にとっ…

 断食

イスラムの世界では昨日から断食が始まった。日本では今が一番昼間の長い時期なので、日本にいるムスリムの人達には特に苦行である。太陽が上がっている時間を基準に断食の時間が決められるので、今の日本だと朝の2時40分までに食事を終え、夕方7時過ぎまで…

犠牲祭

今日はイスラム教の犠牲祭で、当地は休日である。日本でもイスラムの犠牲祭はインドネシアと同じ15日だが、爆弾テロの続くミャンマーは明日との事である。何事も月の満ち欠けで決まるイスラム教では、経度が異なる場所では祭日がずれるのは普通の事である。…

 断食

イスラム教では、今日からまた断食が始まった。イスラム歴は陰暦だから昨年より10日ほど早い。日本で言うと、今日の朝の2時50分頃までに食事を済ませ、2時50分頃から4時過ぎまでの間に朝の礼拝を済ませ、夕方の7時頃まで飲食、喫煙等を一切断つのである。断…

 エジプトのデモ

エジプトのデモが深刻さを増しているらしい。当初は反政府、反大統領デモに始まった様だが、昨今はイスラム同胞団のデモも組織され、衝突が起きて死者が出始めた。僕はエジプトには行ったこともなく全くの門外漢だが、反大統領派の不満は一向に改善しない経…

 イスラエル総選挙

22日に投開票のあったイスラエル総選挙で、下馬評とは裏腹に右派が意外に票を集められなかった。特に僕が危惧していたのは、極右の「我が家イスラエル」が下馬評では相当議席を増やしそうであった事である。パレスティナが折角国連で138対9の圧倒的多数で準…

 アルジェリア人質事件

アルジェリアでの、イスラム過激派の人質事件が日本中の気を揉ませている。情報が錯綜していて、生存確認者の詳細を公表しないなどJGCや日本政府の情報操作もあるが、とにかく現地からの情報がない。だからロイターや、アルジャジーラなどの近隣国のテレビニ…

 インドネシアの犠牲祭

インドネシアから犠牲祭の時の、知り合いの家の近所のモスクで屠られた牛の写真が送られて来た。目的は他にあって送られてきた写真だが、犠牲祭の様子が分かるので借用する事にした。ただ、昔は近隣の家族総出で立ち会っていたものが、最近はイスラム教徒に…

 もう直ぐ犠牲祭

イスラム教では26日が犠牲祭である。旧約聖書の創世記に出てくる、アブラハムが神の命に従い息子を生贄に捧げようとし、息子イサクも従容として生贄になるのを受け入れる、二人で定められた場所に祭壇を作りアブラハムが刃物で息子を屠ろうとした正にその刹…

 また西側の挑発と、呼応する過激派ムスリムによる無意味な殺戮

リビア東部ベンガジで11日夜、群衆による米国領事館襲撃を受けて避難しようとしていたスティーブンス駐リビア米国大使と3人の大使館職員がロケット弾攻撃で死亡したと言う。襲撃の発端となったのは米国で制作された映画で、そこではイスラム教の預言者ムハ…

 内藤正典著「イスラームから世界を見る」

内藤正典の「イスラームから世界を見る」を読んだ。内藤正典は当人はムスリムではないそうだが、非常にムスリムを良く、しかも公平に理解している。この人がもしムスリムだったらとても手前味噌に聞こえてしまうであろう事を、ノン・ムスリムだからこそ説得…

 日本の回教正月

圧倒的にブログのネタ切れなので、今日は日本の回教正月を見に出かけた。 先ずは知り合いのいる大塚マスジッドの朝8時頃の風景である。礼拝に入いり切らない回教徒が道路に行列をなして次の礼拝を待っている。 狭い道なので、早朝から喧しくて近隣の人達には…

 断食

仕事も、特段の予定もなかったので、試しに断食の初日を一緒に体験してみようと思い立った。今までも何度か断食がどういうものか一度試してみようと思った事はあるが、結局予定からみて無理そうだったり、何もなくても最期は億劫で、未だ一度も試した事はな…

 断食は土曜日から

明日から断食と書いたばかりなのだが、今晩は新月が確認出来なかったそうで、インドネシアもマレーシアも、そして日本も断食入りが1日延び、21日の土曜日からとなるそうである。従い回教正月も1日延びて、8月20日となる。 もっともインドネシアのムハマディ…

 今年も断食の季節

今年も断食の季節がやってきた。正式には今夜、月を見て最終的なスケジュールが決まるのだが、実ははとっくに明日の金曜日からと決まっている。そして今年の回教正月は8月19日である。日本のこの時期は、年間でも一番暑くて日が長い季節なので、日本で断食を…

 インシャアッラー

本を読んでいたら「インシャアッラー」という言葉が出て来て、突然色々な出来事を思い出した。この言葉はイスラム教徒が好んで使う、「神の思し召しのままに」とか「神のお導きがあれば」とか、要するにアッラーがそうさせてくれたら、と言う意味の言葉であ…

 東京ジャーミーのバザー

今日は知人に誘われて、東京ジャーミーというトルコ政府が中心になって作った回教寺院でやっているバザーを覗きに行った。最近ブログのネタ切れで困っていた処なので、ネタ探しにもうってつけである。回教寺院では絶対にアルコールは売っていないから、バイ…

 今日は犠牲祭

今日はイスラム教の犠牲祭である。年に一度、動物を神様に供える日で、回教国では休日になり、人々はお互いに祝福しあう日である。イスラム教では、裕福な人は生贄を供えなければならず、且つ出来ることなら主人自らが生贄を屠ふるのが一番良いとされている…

 終わりの無いテロの連鎖

9月30日にまた米国が、「アラビア半島のアルカイダ」という過激テロ組織の幹部を無人航空機による空爆という大っぴらなテロで殺害した。場所はイェーメン、殺害されたテロリストはアンワル・アウラキと言う、米国生まれ米国籍の、40歳になる、イェーメン人を…

 大塚モスク

ちょっと用があって大塚モスクへ行って来た。モスクというのはイスラム教の礼拝所である。東京では代々木上原にある、トルコ政府が中心になって作った東京モスクという、大きくて立派なモスクが圧倒的に見栄えが良くて有名である。それ以外で名前が通ってい…

 こんどは石原伸晃の失言〜9・11は歴史の必然

鉢呂吉雄が程度の低い大失言で折角の大臣の椅子を棒に振ってしまったが、翌日は石原伸晃が「9・11事件は歴史の必然」だと発言した。日本国内では余り大きな問題にはならないかも知れないし、基本的には歴史と宗教の認識に関わる問題であるから鉢呂吉雄の失言…

 インドネシア雑話(2)

昨日の朝、雨の成田に戻って来た。今回は往きも帰りも雨に降られてしまい、本当に梅雨なのだなと思い知らされる。 ジャカルタで、面白いニュースがあった。オーストラリアが、インドネシアの屠殺は残酷だという理由で成牛の輸出を禁止したと言う。インドネシ…

 インドネシア近況

僕がインドネシアに来たのと調度同じ日に、日本から米倉会長を団長とする経団連ミッションが入ってきた。飛行機が違ったので、実際には僕より2時間ほど早い到着であった。そして、大統領、副大統領を初めとするお歴々と精力的に面談し、多岐に亘る今後の日イ…

 今度はロシアでまたテロ

モスクワのドモジェドボ国際空港で、また爆弾テロが起きた。手荷物検査を受けずに入いれる国際線の到着ロビーで爆弾が爆発し、少なくとも31人が死亡、40名が重体、そして100名を超す負傷者が出た。犠牲者の数は未だ増えるかも知れない。英仏独を含む8人の外…

 外国人労働力〜労働市場の門戸開放

日本の少子高齢化、それに起因する年金や健保の崩壊を食い止める一つの選択肢は外国人労働者に門戸を開放する事であろう。新聞などでも、日本の労働市場の開放を訴える記事が最近しばしば目に付くようになった。調度半世紀前には欧州が、旧植民地から安価で…

 インドネシアでのオバマ

オバマがインドネシアを訪問している。継父の祖国で小学校時代を過ごしたオバマは、インドネシアでは人気が高い。オバマの子供時代の逸話を映画にした「オバマ」と言う映画が今年人気を集めた。オバマのミドルネームがフセインという、イスラムの名前である…

 9・11 コーラン焼却

米国のフロリダにある教会の牧師とそのグループが、9・11テロのあった9月11日にコーランを焼却すると言って物議を醸している。ローマ法王庁もEUも米国政府も国連も、こぞって反対しているが牧師以下には計画を変更する意思はないと言う。聞く処によれば、こ…