baiksajaの日記

目前の一秒を大切に

世界

 豪華客船座礁 〜 野田内閣改造

昨日から、イタリアの豪華客船の座礁事故の話が当地でも喧しい。少々疑わしいとは思うが、この船の乗組員と乗客に、合わせて170人のインドネシア人が乗船していたというニュースがある。13人だったか、その程度の乗客と、残りは乗務員である。今のところ死者…

 米国のイラン制裁

米国の強硬なイラン制裁が、新たな緊張を生み出している。米国は、イランが世界の懸念を他所に核兵器開発を続けていると思われる事から、経済制裁を強めて現政権を締め上げようとしている訳である。確かにイランのアハマディネジャド大統領はエクセントリッ…

 金正日の急逝

北朝鮮の金正日総書記が急逝したとのニュースが、今日の昼に突然流された。数年前に脳梗塞を患って暫くメディアから遠ざかり、その後カムバックした時に、すっかり痩せて、身体の一部に麻痺が残っているのが明らかな映像が流されたのは未だそれ程古い話では…

 トヨタカップ決勝戦

昨日はビールを飲んだブタのように夕方まで惰眠を貪っていたので、今日は全快とまでは行かないものの何とかゴルフに行って来た。茨木のゴルフ場では日蔭では流石に風が冷たかったが、陽が照っていたので日向では思ったほど寒くも無く、風邪が酷くなる事も無…

 松枝愛講演会 〜 チェ・ゲバラの足跡

今日は松枝愛の講演会を聞きに出掛けた。松村愛の名を知っている人は殆どいないと思うが、若手の翻訳家である。彼女は「足をつかう翻訳」を標榜して、単に文章を翻訳するだけでは飽き足らず、その著作に関係する場所を歩きまわり、関係者と話をしてから翻訳…

 オリンパスの損失隠し

オリンパスの損失隠しの実体が第三者委員会の調査報告書で明らかになった。プラザ合意後の急激な円高で業績不振に陥った同社は、1985年以降金融商品による利益捻出で不振を挽回しようとしたが、1990年代のバブル崩壊で却って大きな損失を生んでしまい、この…

 続〜TPP交渉加盟議論に思う

野田佳彦がAPECでTPP加盟交渉の準備交渉を始めると昨日表明した。国内の反対派を意識したまどろっこしい言い方だが、要するに既に条約を批准している一期生の4ヶ国と現在交渉中の米国を初めとする二期生の5ヶ国が同意するならば、日本も加盟交渉に参加したい…

 TPP交渉加盟議論に思う

TPP交渉加盟についての結論を野田佳彦は一日延ばした。慎重なのか優柔不断なのか分からないが、交渉参加の結論は揺らがないで欲しい。GDPに占める割合が僅か5%の農業に配慮するあまり、国益を見失う事だけは避けて欲しい。農業については、別途支援策を議論…

 やはり中途半端な円高対策

円が78円台に貼り付いたままである。本当の処は僕達庶民には知る由もないが、どうやら政府の為替介入も10月31日の1日だけであったのではなかろうか。安住財務相が「納得行くまで」などと大見栄を切った割には、相変わらずの円高である。まさか安住淳が78円を…

 今日は犠牲祭

今日はイスラム教の犠牲祭である。年に一度、動物を神様に供える日で、回教国では休日になり、人々はお互いに祝福しあう日である。イスラム教では、裕福な人は生贄を供えなければならず、且つ出来ることなら主人自らが生贄を屠ふるのが一番良いとされている…

 政府もやっと為替介入

僕の悲痛な願いがやっと通じたものか、今日政府と日銀は遅ればせながらも円売り介入を実施した。今までは安住淳の口先介入だけであったが、これでは全く効果がないどころか投機筋に足下を見られて円が買い進まれ、今日も朝方に円の最高値を更新し75円35銭を…

 一向に収まらない円高

円高が一向に収まらない。連日の円の高値更新のニュースである。他方では、日本企業の収益悪化のニュースが引きも切らない。80円どころか今や75〜76円に貼り着いてしまったのだから、輸出企業がやってゆける筈がない。僕の持論は、日本にとっての妥当な水準…

 韓国が米国とFTA

韓国が二国間貿易協定で日本を二歩も三歩も引き離していると昨日書いたばかりの今日、同じ韓国とのFTAを今度は米国議会が承認したとのニュースが流れた。米国とのFTAは韓国でも、特に農業関係者の反発は強いようであるが、大局的には間違いなく正しい道であ…

 TPPと日本の農水産業

野田佳彦が、11月のAPECまでにTPPに対する日本の方針を決めると言っているようである。TPPについては既に1年前に菅直人が突如加盟すると言い出したまま、何時もの様にそれきり放り出してしまったから、時間的には既に充分な検討期間があったと言える。たまた…

 終わりの無いテロの連鎖

9月30日にまた米国が、「アラビア半島のアルカイダ」という過激テロ組織の幹部を無人航空機による空爆という大っぴらなテロで殺害した。場所はイェーメン、殺害されたテロリストはアンワル・アウラキと言う、米国生まれ米国籍の、40歳になる、イェーメン人を…

 日本のビザ

インドネシアから友人が来日している。毎年来ている親日家である。日本食大好き人間で、寿司でもさんまでもおでんでも、およそ豚以外なら何でも食べる。温泉も大好きで、平気で大浴場に浸かるのは少し変わっている。特別な金持ちではないが、年に一度日本に…

 パレスチナが国連へ加盟申請

パレスチナが国連への加盟申請を明日にも提出すると言う。そしてパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長が、国連総会で演説をすると言う。アメリカとイスラエルはこれを押し止めるのに躍起である。加盟申請が為されても、アメリカが安全保障理事会の常任理事…

 こんどは石原伸晃の失言〜9・11は歴史の必然

鉢呂吉雄が程度の低い大失言で折角の大臣の椅子を棒に振ってしまったが、翌日は石原伸晃が「9・11事件は歴史の必然」だと発言した。日本国内では余り大きな問題にはならないかも知れないし、基本的には歴史と宗教の認識に関わる問題であるから鉢呂吉雄の失言…

 ユダヤ人と中東和平

9・11事件の10周年が近づいて来て、この頃あちらこちらでイスラム原理主義テロリストの事や中東和平の話題が出る様になった。そして、中にはイスラム教を全く理解していない報道も見受けられる。ブッシュ・ジュニアではないが、テロリストとイスラム教徒の区…

 今年は正月が一日延期 〜 インドネシア

インドネシアの回教正月は、本来は今日からの予定であった。つまり、苦しい断食は昨日で終わり、昨日の断食明けの夕食から今日の回教正月元旦へと、一年で一番楽しい時が巡って来る予定であった。インドネシアの今年のカレンダーは、今日と明日が休日になっ…

 自由市場経済の弊害

昨今の為替や商品相場の乱高下を見ていると、自由市場経済の限界が見えている気がする。僕は経済の専門家ではないが、どう考えても金余りで行き場を失った大量の資金が、投機資金として市場を席巻しているとしか思えない。3年前のリーマンショックで米国を初…

 バリで

バリはヒンズーの島である。勿論仏教もイスラムも教会もあるけれども、地の宗教は圧倒的にヒンズーである。そのヒンズー教が生活に密着している事は昨年も本ブログに掲載した。何処を歩いても、日本のお地蔵さまの様に祠がある。今日の写真は全て、狭いベノ…

 インドネシア向け成牛輸出解禁〜今夕豪州政府が発表

先月の本ブログで書いた、豪州政府の対インドネシア成牛輸出禁止の措置が本日解除されたとのニュースがNHKテレビで流された。僕のブログは6月3日付なのだが、NHKによれば輸出停止は6月8日の決定だと言うので、6月3日の時点ではインドネシア側が少し先走って…

 勇気あるオバマ大統領に敬服

カメラのマニュアルを色々読み回したが、未だまるで納得が行かない。それでも、試しに撮った今日の月の方が昨日よりは未だ僕のイメージに近い。右側の影の部分には、拡大するとクレーターが見えるようになったりと、多少月の表情が見えるようになった。しか…

 ジャカルタで

先日西ジャワのチルボンと言う街で警察に自爆テロが掛けられた。こちらに来てから連日テレビではその自爆犯の死に顔のアップと、泣いてインタビューに答える父親の姿が映されるばかりで、今日はこれと言った目新しいニュースは見当たらない。今僕がジャカル…

 インドネシア速報

昨日、またジャカルタに来た。飛行場ではもう放射能検査はやっていなかった。放射能漏洩問題を少し冷静に理解してくれたものか。しかし、日本食品の輸入禁止措置は相変わらず続いている。元々インドネシアで採れる生鮮食品は国産品保護の観点から輸入禁止に…

 リビア情勢

北アフリカのチュニジアで始まったジャスミン革命と呼ばれる民主化運動は、エジプトのムバラク政権を倒し、バーレーンやイエーメンなどに飛び火しながら、今はリビアで激しい内戦になっている。西側メディアの報道しか伝わって来ないので本当のところは分か…

 NZ大地震

ニュージーランドで2月22日に直下型の大地震が発生してから既に一週間が経った。日本からも多数の緊急救助隊が翌々日には現地に駆け付け、24時間体制で日本人被害者が生き埋めになったと思われるビルで懸命の救助作業を続けている。しかし、未だに28名と言わ…

 農産物輸出と海外での農業技術指導

インドネシアでスーパーを覗くと、この頃は色々な日本製の野菜が売られている。トマト、サツマイモ、人参、大根、白菜、キャベツ、等々である。これらは日本から輸入されたものではなく、当地で国際協力事業団の農業専門化が指導して、日本から持ってきた種…

 世界的な諸物価の高騰

昨日、またインドネシアに舞い戻ってきた。その飛行機代が、石油の値上がりのお陰で4月から燃油サーチャージが値上がりし、成田ージャカルタだと片道数千円の値上がりになりそうである。折から、パリで開かれていたG20財務相会議が終わった。今回は食料や石…